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消え去られた年代。

「うわぁ~~もう、絶対勝てないっ。

 無理っ。無理っ。許しちゃえ!許しちゃえ!関東進出っ」はるか


「・・・・・過去一?」あきな

「俺が恐れて、仕返しせず20年追放したほどの男だぞ。当然」中野



「仕返し?何があったの?」はるか

「俺が、義足なの知ってるか?」中野

「見たっ!モルディブで、やった結婚式で、酔って義足投げてた・・」はるか

「それ・・当時秋高三年だったヤクケンに斬り落されたの・・」中野

「うわあああ・・マジかっ!なんちゅう悪党だ・・」あきな



「さらに、もう一人の荒尾・・君。

 あの城島が東京制覇したって時も、実際は、この荒尾君のチームは残ってた

 誰も、認めなかったんだ。不良チームとして、

 ただ、殺人と、強盗を繰り返す・・もう、テロリスト集団だったんだ・・・

 この人も20年追放。今、九州のあの超武闘派暴力団

 荒龍会こうりゅうかい・・会長・・大花組の二次団体会長だね」川上


「あっあの?このご時勢にまだ手榴弾バンバン投げたり未だにしてる・・」はるか

「それ。よくニュースに出てるね大花組では、ナンバー4になるね」川上


「・・・あきなさん、負け認めよっもう。」はるか

「正直に聞いていい?ヤクケンの点数付けて。分かりやすく

 ウチの旦那が、100で私が70なら?」あきな


「170かと・・」石川

「・・慶太さんと、あきなさんを足したくらい!?」はるか

「荒尾ってのは?」あきな

「点数は難しいが、東京悪党史上歴代ナンバー1かと・・」石川


「アンタだよ・・悪党史上最悪は・・・」はるか

「ははは、相変わらずだな、ねーちゃんっ」中野


(うわーすげえ・・石川さんに突っ込んだ・・)一同


キャラで、許してもらえる、はるか



「・・・女は?・・女帝達は?大阪の」あきな

「・・・田代さんクラスと、佐藤ねーさんクラスが一人づつ・・かな」川上


「石川さん達(初代東京紅蓮メンバー)が、未だに、

 愚連隊史上最高傑作だったって、言ってたって噂本当?」あきな


「間違いではないかと・・」石川


「どっちが最高傑作なの?チームが?個人が?」はるか

「両方」中野


「・・・あの時、田代さんと、ヤクケンさんが、勝てば、

 愚連隊の頭まであったんだ僅か18の男が・・・」川上

「18で、東京のドン?石川さんやら、押しのけて!?」あきな


「てか、やれば勝ってたんだけど、それさえ、要らないから、中野さんに

 復讐するって、中野さんを襲撃したの・・金まで奪って」川上


「だな・・」石川

「いてて・・思い出しちまった・・」足をさする中野


「ちょっと、スレで探す。年代は?」はるか

「荒尾君が城島の一つ下。ヤクケンはさらに一つ下」川上


スレでまとめを検索するはるかだが・・



岩永世代が高校一年時


27歳 東京四天王 田代

24歳 滝部 藤原 

23歳 パク 山根

22歳 城島

21歳

20歳

19歳 佐藤 馬場 中川

18歳 ゴスロリ 小島 田辺 キム 安田 黒猫

17歳 金山 渡辺 田村 

16歳 岩永 菅原 片岡 池田  (現在38歳)

15歳 根本 山中 楠木

14歳 八代 田中

13歳 山本


(11歳 破天の十字架 皆殺しの博徒 三丁目の狂犬)現在33歳

( 7歳 谷岡心愛 )現在29歳


「・・・無い・・20・21歳のとこ。たしかに、不自然だと前に思った・・・

 この世代の有名人居ないのかなって・・・消し去られたんだ・・」はるか


「ああ・・秋高に全生徒と、東京のアウトローの関係者全部集められて、

 こう言われたんだ・・」川上


エースオブドラゴンは解散

荒尾、ヤクケン、西田は20年関東所払い

今後一切、エースオブドラゴンと、荒尾、ヤクケン、西田の話はタブー

したものも、関東所払いにする。


「西田ってのは?」あきな

「当時のナンバー4だね。ヤクケン派で六本木喧嘩歩兵連隊ってチームの大将

 俺とか、黒猫・・あと、小島、ゴスロリなんかが、ここ出身

 この西田さん入れた、三人で襲撃したの」川上


「てか、かっこいい・・チーム名。他のチームは?」あきな


「荒尾君の渋谷殺戮。藤原のデスレート。んで、この六喧の三つを入れて

 エースオブドラゴン・・あと、なんだっけ・・殺戮連隊?だったかな・・

 田村が、作ってたぞ・・」川上


「かっけー」あきな、目をキラキラさせながら。

(あきなさん好みの、一昔前のヤンキー調だ・・・・

 チーム名、付けるのには、センスないしなあきなさん)はるか


イチゴパフェ愚連隊やら、山本爆撃やら、山ちゃん連合やら、ひどいのばかり。



「順位、もう一回ちゃんと、教えて、そのチームの」はるか

「ヤクケン、荒尾、藤原、西田。」川上


「あの藤原さんが、ナンバー3なの?やっぱすっごいチームだったんだ」はるか

「まあ、愚連隊史上最高傑作のチームって言われてたから」川上


「襲撃の時は、一人だったの中野さん?護衛なし?」はるか

「護衛の滝部も藤原も、ボッコボコにやられた」中野

「じょ・・城島さんは?」はるか

「その前の日に、ヤクケンに、顎カチ割られて病院」中野


「東京史上最強?しかも、田代さんとコンビ・・無敵だ・・」あきな


「だな。ヤクケンさんが、言ってたよ。

 愚連隊史上最高傑作の不良は俺だけど、

 東京史上最高傑作は田代さんだって・・・」川上


「勝てる気がしない・・・」あきな

「悪いが、岩永でも、無理かと・・」川上


「ヤクケンって、どう言う意味・・?」はるか

「当時の偽名がケンジで、ヤクザ狩りのケンジでヤクケン」石川


「ヤクザ狩りしてたの?秋高生が?」あきな

「東義会の連中なんて、みんな恐れて資金隠してたよ」中野

「むちゃくちゃだ・・・」はるか


「他の異名って、あるの?」はるか

「・・田代さんが、ヤクケンさんに、付けたのがあるよ」川上


「多分、閻魔だな」あきな

「いやっ、大怪獣・・」はるか

「ふふ・・」石川


「言ってよ」あきな


一同固唾を呑む


「東京のダイヤモンド」 川上


「はいっ。しゅ~りょ~っ勝てませ~ん」あきな

「あの、田代さんが、そこまで評価するなんて・・」はるか


「固いの?最強に固いの?永遠の輝き?

 ああ、すごいんでしょうね。ダイヤモンドだもん。」あきな



「異名だけで、最強決定戦してみない?」はるか現実逃避

「いいね~楽しそうランキング、作っちゃおうよ」あきな


(なんだそれ・・仲いいな・・・嫁さん同士・・)一同



んで、できたランキングが・・・


東京のダイヤモンド

破天の十字架

外道悪魔クズ石川

紅蓮の悪魔

皆殺しの博徒

歌舞伎町のピストル姫

六本木の日本刀

破壊王

天使の弾丸

ボンタン狩りのテル


「なんか、善と悪って、感じ・・・」はるか

「破天の十字架なんて、なんかフラッシュしそう・・」あきな


「じゃあ、コレ見る限り、ユリアをヤクケンに、ぶつけるか・・」あきな

「いやっ・・そういうもんじゃ・・」はるか


「じゃあ、弱そうなの~」あきな

「おおー」はるか


んで、出来たランキングが・・・


六本木のハッタリ番長

爆撃の金魚のフン

ずうずうしいな

ポンコツのオーバーヒート

イケイケ

銀パン


「ひでえ・・弱そう・・」あきな

「4位か・・・私・・」はるか


「でも、かっこいいの他にもあるよね」あきな

「だね」はるか


東京の薔薇

銀華

ゴスロリ番長


「てか、皆殺しの博徒って誰?」はるか

「あっ・・知らないんだ・・はるか」あきな


「うん。聞いた事ないよ」はるか

「えっと・・死んだんだ・・旦那かばって・・」あきな


「えっ!いつ?渋谷系?」はるか

「いやっ、東義会で・・えっと・・ユリア世代で、トップ走ってた女の子

 多分、生きてたら、私も、はるかも、旦那と結婚してないよ・・

 旦那タブーにしてて言わないけど、

 誰よりも、愛してたかも・・」あきな


「そんな人居たんだ・・かばって?」はるか

「うん・・一日だけ出所した話聞いた?」あきな

「うん。10年の刑務所生活から一日で刑務所戻ったって・・」はるか

「そう、その日に色々あったの・・・六本木で」あきな

「あっ・・・聞いた・・ごめんその頃、あきなさんの彼氏も・・」はるか


事故する寸前、岩永を生かす為に体を投げ出した。


「旦那が生きてるのこの子のおかげだから・・」あきな

「ぐすっ・・・うん。ありがと・・博徒さん・・」はるか


(ヤクケンの話、どこ行ったんだよ・・・)呆れる一同

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