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爆撃の火

すいません。リカちゃん17の高2世代です。

19歳、武藤(苺)・田方(渋狂)・阿久津(元銀爆)山下(元六爆)

18歳、涼太(雷神)城島(六喧)

17歳、リカ(黒熱)・ヒチ(黒熱)

16歳、橘 (エース)・浜野(赤壊)・矢沢(美龍)


渋谷の事務所


「でも、あきなお姉さん、レッドジャンクスならウチ系じゃ?」ユリア

「う~ん・・微妙。別に上納もないし。

 だが、昔私が次期総長にって指名したのは間違いない」あきな


あきなが広島に居る時に見つけたイキの良い中坊

あきなが広島を去った後も続いたレッドジャンクス

それは、この浜野に繋げるため。

まだ若すぎたので、周りもうまく育て、16になった時に正式に継承。

第五代目の総長に就任。


「・・正直、過去の人物で当てはめるなら、どんなタイプですか?」ユリア

「・・・小池・・」あきな

「えっ?・・あっ・・ごめんなさい・・・」ユリア


死んだ、あきなの元彼。

二代目横浜爆撃総長。9代目東爆総長。

鳥谷の相棒である。

喧嘩の小池。悪党の鳥谷。あの時代の最強コンビ。

小池に居たっては、東京歴代トップ5に入るんじゃねえかってほどの喧嘩屋。


「喧嘩屋ですか・・」ユリア

「スマートなね。旦那にも近いな。

 ナイフみたいだね。切れ味鋭いって感じ。」あきな


「なるほど・・何となく分かります。」ユリア


「問題は、今人気沸騰中の単車姫か・・」あきな

「すでに、争奪戦始まってますよ。大花に爆撃・・」ユリア


「ユリア知ってるんだろ?どう思う?ユリアから見て・・・」あきな

「ウチも条件出して引き抜いた方がいいかと・・・」ユリア

「何を?」ユリア

「チームですね。新チーム名乗りたいって言ってますし。

 原宿ヒートは暫定ですし、今無所属ですから・・」ユリア


「どれぐらいの価値?」あきな


「そうですね・・二代目東京ジャックナイフ・・もしくは・・」ユリア


三代目・・・ジャック?。



~~~池袋~~~~


「渡辺さん。行くなっつっても、もう行きますよ。

 俺等、二代目は、アホなんで!!」阿久津


「当然。爆撃は頭おかしい連中の集まりですから」太爆ナンバー2山下


「・・・よしっ・・・もう出よう。

 くだらねえ作戦は爆撃には似合わねえ。」渡辺


「しゃあ!もう一度、この東京で狂い咲くぞ爆撃が!行けやっ!お前等!

 東京無双極悪非道の爆撃だ~!!!」鳥谷


いつか聞いた事のあるセリフ・・・


「おおおおお!」一同


(キムさん・・まだ爆撃の火は、消えてねえっす!これからっす。)鳥谷



~~~~新宿の事務所~~~~~


緊張間・・・・ただならぬ。

少し下がった士気・・

これに敏感に反応したヤクケン。

少しでも気になる問題は排除にかかる。


持てる物すべて使って・・・



「車到着しました!!!」組員

「並べっ!お前等!!!」金山


「はいっ!!!」

城島や、エースオブドラゴンの三人まで、事務所に詰めかける。

さらには、元のエースオブドラゴンメンバーまで・・


外から並んだ兵隊の挨拶が次々に聞こえてくる

そして、主力の要る事務所の中に・・


「ねぇーさん、入られますっ!!!!」組員

(ごくっ)緊張する一同


そう・・・真美。

ヤクケンの女房で、大花組組長の娘。大阪の女帝。



「ガチャ!」開かれるドア


「お疲れ様です!!」

「お疲れ様です!!」

「お小遣いください」

「お疲れ様です!!」

「お疲れ様です!!」

「たたたたたーす!」

「お疲れ様です!!」

「おこづかいちょーだいっ」



「・・・・・・」真美

「・・・・んっ・・んんっ」咳払いする荒尾


「・・・何か、聞き間違えたかな?・・

 もう一回、入りなおしてみるか・・・」真美


もう一度、ドアの外に出て・・・


「ガチャっ!」もう一度開くドア


「お疲れ様です!!」

「お疲れ様です!!」

「お小遣いください」矢沢

「お疲れ様です!!」

「お疲れ様です!!」

「たたたたたーす!」浜野

「お疲れ様です!!」

「おこづかいちょーだいよっ。だって、もう、お金な・・あっ!」橘


エースオブドラゴン・・・


「・・・・・」真美

「・・・・・」荒尾

「・・・・・」金山

めっちゃ、みんなに見られてる橘・・・


(いやっ、お前等も・・きたねえ!)橘


浜野と矢沢が、俺じゃないよー。橘だよー的な目で橘を睨む


結局お小遣いは、貰えたものの正座してる三人。当然・・


(すげえオーラ・・これが、大阪の女帝・・ヤクケンさんの奥さん)城島


「・・・・・・」無言のままの真美

「だいたいの構図は、こういった感じで・・火気禁止です。」説明をする荒尾


「実際、岩永に届いた時点で、勝ちか・・」真美

「ええ・・最後一人で、いいおっさんが殴り合いに出るなんて事は・・」荒尾


それは、ヤクケンも一緒である。

最後に、ギブアップで、鍵を差し出すつもり。

完全に若い者達の代理戦争である。

ほぼ、武藤・あきなが最後の大将に近い。

こちらは、荒尾・・


「まあ。それがええ。いがみ合う、殺しあう戦いじゃない・・

 大人は、なるべく出んほうがええ。死人が出てしまう」真美

「ええっ。そういたします。

 お忙しいので、すぐ大阪に帰られるとか・・」荒尾


「うん。ヤクケンに報告したいから、一戦見て帰るわっ」真美


「はいっ。今夜行く予定です。城島~・・・・」荒尾


「はいっ!!」城島まだ、ケガ持ち。というより普通入院のレベル


「・・ねーさんも見てるぞ・・・・・死んで来いや・・・」荒尾

「はいっ!!!!!」城島


後の無い城島。本当に死に物狂い。

それに、真美も見てるこの戦い・・

アウトローで生きて行くのなら・・・

しかも飛び切りで生きて行くのなら・・・

絶対に、もう負けられない。


「しゃあ!もう死んだって構わねえぞ!もう俺は先頭で行くぞ!」城島

「おおお!」兵隊


(そうだ・・最初っから死ぬ気じゃねえと、勝てねえぞ・・

 お前が負けた理由は、それだ。出し惜しみした事・・

 行けやっ!・・おめえも、時代の天才・・・突き抜けろ!)荒尾


(うん。ええ子やな、ええ覇気やっ)真美


~~~渋谷~~~


「くく・・誘ってんのか?」阿久津

「城島も来たぞ・・」山下


「ああ?雷神が、あんな奥で・・・

 なるほど・・戦場を用意してくれてんのか・・」城島


(そうっ・・ここの通り、すべてウチ系の所有物・・

 多少の騒ぎもここなら大丈夫)涼太


渋谷のこの一角はあきながすべて所有する、ビルや店舗。


「くくく・・・死んでくるわ・・」城島

「・・・お前だけ死なせねえよ・・」兵隊


少し肝が据わった歩兵連隊

死んでも華は咲く・・・


「愚連隊最強第三代六本木喧嘩歩兵連隊参上だぁ!!!」城島

「おおおおおお!!」突っ込んで行く兵隊と城島


「くくく・・もう一度、城島狙うぞ!殺したってかまわねえぞ!」涼太

「おおお!」こちらも突っ込んで行く兵隊と涼太


「さて、どっち狙うよ?」ナンバー2山下

「くくく両方っ。行くぞ!

 爆撃大連合二代目太平洋爆撃参上だ!」阿久津

「おおおおおおおおお!!!」こちらも突っ込んで行く


遂に三つ巴の大乱闘が勃発。



「・・・光ってるの居るか?」真美


目があまり見えないので、オーラが人より、よく見える金山


「うれしいのか、悲しいのか・・爆撃にいいのいっぱい居ますね・・」金山

「・・無名でも、それなりの猛者は居るからな・・」真美


石川・萩原・竹下世代

滝部世代

馬場世代

ゴスロリ・小島・キム49年組世代

鳥谷・小池世代


東京の不良の名門。

歴史が変わる時にはいつも居る。

まだ、爆撃の火は消えてない。

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