表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/25

ゲロリスト

「よっ」

薄井が挨拶をしてきたがそれをシカトして自分の席へ座った

「おはよう」

寝起きなのかボサボサ頭の希が僕の隣だ

「おはよう」

僕が挨拶を返すと同時にバスが動き出した

うっ・・・なんだこの臭いは!?

僕が後ろを振り向くとそこには朝っぱらから牛丼をつつく直木の姿があった

「食いたいのか?やらねーよ!」

「うるせーデブ!」

僕はそう返すと座り直した

「粉塵お願い!あっありがと!」

「ちょっ当たり判定おかしいだろこの尻尾!」

隣でゲームをやりながら騒いでいるのは高山と西村だ

そしてその後ろで黙々とダンベルを上下させているのが森間

その隣で音楽を聴いているのがカンだ

「やっぱりハチャトゥリアンはいいアルね~」

「やれやれ、相変わらずのやつらだな」

希が呆れるのも無理はない

「俺はちょっくら二度寝でもするから着いたら起こしてくれ」

「うん」

そう答えた僕もなんだか眠く・・・ん?

前の席の下岡が僕の席に乗り出してきた

「うぷっ・・・悪いけどビニール袋とか・・・ない?」

「んーちょっとないです」

「だ・・・誰か・・・持ってウォボロロロロロロロロロロロ」

!?!?

下岡の野郎僕と希に向ってゲロりやがった

「くっくせぇぇーーーーー」

「下岡ぁぁぁああああああ」

「ざっけんなコラァァァァ」

「飯がまずくなんだろボケェ」

数々の罵声が下岡に浴びせられる

「・・・ごめぇっぷ」

下岡はそういうと下を向いて黙り込んでしまった

僕はゲロを拭きながら騒ぎに気付かず希が寝続けていることに気がついた

はぁ、先が思いやられるな・・・

下岡のゲロによって大惨事と化したバスは着々と目的地との距離を縮めていた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ