根付いた認識
作者はとある田舎に住んでいます。
気が付いたらアニメ、漫画が大好きな根っからのヲタクです。
両親は勿論、兄や親戚もヲタクだったおかげでゲームや漫画が身近にある環境で、言うならばヲタクのサラブレッドです。
それぞれのジャンルについては書くことがあれば追々、といたします。
秘密の多いほうが楽しいでしょう。
というよりも実際この話を書く際にそれほど必要?という情報ですしね、うん。
…さて、話は戻りまして。
簡単に言うと、周りがヲタクで囲まれていた為、ヲタクというものが特殊なのだと気づかず健やかに育ったんです。
健やかに育ったおかげで初恋は平面で永遠に一緒になれない方です、えぇ、悲しい。
なんならその初恋は相手が結婚したという結末での失恋です。いやぁ、早い失恋でした。
そして成長してついに小学生になりました。
その時にはどこに出しても恥ずかしくない立派なヲタクと成長してました。
学校に通うようになると一気に世界が広がります。
そんな時です、自分が特殊と言われる側なのか、と自覚するようになったのは。
キッカケは些細なこと。
とある作品によって『ヲタク』という言葉が世間に広がり、どういう人間を言うのか知られるようになったことです。
そして、そのヲタク、と言われる方が起こしてしまった悲しい事件。
―ヲタク=嫌悪する文化―
『ヲタクは悪』そんな風に言われるまで、そう時間はかからなかったのです。
そういった一連の出来事があれば、テレビはそれを情報として沢山流します。
それは、テレビを見る子供にとっては当たり前で、正義となるのです。
…子供とは残酷で、そんな情報をテレビで仕入れれば、新しい玩具とばかりに利用します。
「ヲタクなんて気持ち悪い。虐めていい相手」
それが当たり前として、学校のクラスという小さな集団の中で、蔓延するのは必然でしょう。
広がった世界が、悪い方にも広がってしまうのです。
そしてテレビで見た特徴と同じ人間を、標的として遊ぶのです。
だからこそ、ヲタクを隠して過ごすことが、一番の安全だったのです。
なのでヲタクであることを隠すことが、普通だったのです。
隠してひっそりと暮らす、そんなことが。
それが、ほんの数年前まで当たり前のような、感覚だったのです。
きっと今の学生や若い人は、そんな話を聞くと驚く事だと思いますけど、どうでしょう?
正直言いますとね、作者は震えてます。
本当に変わったなぁ、なんてしみじみ珈琲を飲んでいますが、手は動揺でガッタガタに震えてます。
古の感覚がね、根付いてるんです。
ヲタクは悪しき文化。そんな風に言われてたのは昔のようですよ。
これがこの数年で、なんです。
時の流れって残酷ですよねぇ、なんてしみじみ思います。
でも同時に、今とても生きやすいです。
今では『推し活』という言葉が流行り、専用グッズが販売され、ヲタクであることを隠すことが少なくなったんですから。
確かに偏見はまだありますけどね。
それは今までの出来事含め、仕方のない事です。
それでも、好きを素直に言えることが増えたのは事実です。
改めて、生きやすい世の中になったな、と思います。
いやはや、『推し』は偉大ですよね。
しんどい仕事もグッズを買うため、と思えば嫌々ながらも出勤できるわけですから。
まぁ、だからといってランダム沢山はちょっと作者のお財布泣くので購入グッズは厳選してますけどね、はい。
あと割とガチな面なんですが、人間擬態をするキッカケにもなるわけです。
人間擬態、については追々お話させて頂きますね。




