精霊
「精霊という生き物は魔力だ、自我を持った魔力…といえば分かりやすいだろう。魔力は生き物が死んだ時に発生する、…精霊は生き物に寄生…というか……ペットみたいなかんじか?そうすることによって生きている。」
「精霊は『精霊魔法』と呼ばれるものを使う、これは自分自身の体を分離させ、その分離した体をエネルギーえと変化させる魔法だ。」
「えっと…要するに精霊魔法は自爆攻撃…って事?」
「そうだ」
魔法って怖い
「精霊はダンジョンから生まれる、いわば安全なモンスターだな。」
そこから精霊と妖狐について色々話してくれた。
……まあ途中から寝ちゃったけど。
……黒狐…!ごめん!
◇◆◇
やけに風が騒々しい…何だ?
「わんわん」
精霊がすり寄って来た、…ご飯一万合はいける。
ご飯といえばお腹が空いた、不思議と空腹は感じなかった、とはいえ流石に二日も食べていないとお腹が空く。
「ようソフィー」
「おはよう黒狐」
川の水で顔を洗う、…そういや魚いるのかな?セイレーンがいるんだし、いるのかな?
「黒狐〜」
「どうした?」
「お腹空いた〜」
「食べるもんないぞ」
「………精霊ちゃんじゃだめ?」
「駄目、そもそも食えんだろう」
…精霊ちゃんじゃ呼びづらいな…
「精霊ちゃんに名前付けていい?」
「いいぞー」
火の手入れをしながら答えている…器用だなあ。
んーどうしよう…精霊…狐…霊狐?いや違うなあ…
…きつねうどん…ねぎ…ねぎま…
…多分お腹が凄い空いていたのだろう。
「ねぎま…ねぎま!」
「わん!!」
多分喜んでいるだろう。
「お腹空いたーー!!!!!!」
大声で叫んでる…頭おかしいんかこいつ?
「はあ〜」
黒狐がため息をつく
「乗れ。」
合法もふもふタイム到来!
「はーい!」
「しっかり掴まっていろよ!」
猛スピードで走り出す、風が凄い…仕方ないのでしっかり掴まっておく!……ふさふさ…最高…所で何処に向かっているのだろうか?。
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