プロローグ 私転生してました!?
こんにちは!初投稿の第一話です!
いつものように、笑みを貼り付けて。
出たくもないお茶会で、優雅に笑っているフリをして。
やりたくもないのに、自慢げに自分の家の財力自慢をして。
金も、権力もある超上流貴族、エールリッヒ家の令嬢、レアリス•エールリッヒの仮面をを被りながら、今日も、まるで心のない人形のように生きている。
楽しくもなんともないこの一生を、私はそうして生きていくー。
はずだった。
突如として頭の中に浮かんだのは…
前世の記憶。
頭の中に知らない記憶が流れ込んでくる奇妙な感覚に一瞬顔をしかめそうになる。
でもこの仮面を崩すわけにはいかない。
「…と思いません?レアリス様!」
「!!そ、そうですわね…。」
必死にいつもの笑みを貼り付け、優雅に笑う。
話を聞いていなかったことを悟られぬよう、返事も当たり障りのないものにした。
しかし、レアリスの心の中は今までにない程に荒れていた。
ーここ、前世でプレイしていた乙女ゲームの世界じゃないの…!!
1話へ続く…
ここまで読んでくださりありがとうございました!はじめて自分で書いた小説を投稿するので、至らぬところもありますが、温かい目で見ていただけると幸いです…!最後まで書けるかは分かりませんが、頑張ってみようと思います!
今後ともよろしくお願いします。