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サクラにワカレをツゲテ

作者: 梨
掲載日:2015/09/07

私の横でお茶を飲み


微笑んでいるその姿は


離れて行くのでしょうか


ハラハラと桜の花びらが散る景色の向こうで


(かな)しげに一言


口にするのでしょうか


現実に目を向ければ


それは今起こっていることだと


気づくけれど


お礼を言われる権利など


私にはないのに


あなたと別れたいという気持ちが渦を巻き


別れたくないという気持ちがそれを収めた


永遠の命を持つ私たちが


ずっと共に歩けるということはありえない


それは分かっていたはずなのに


あなたは私に忠誠を誓い


私はあなたを見守ると誓った


自分の命に恐れをなして


ついに別れてしまった


あなたの名前は忘れられないわ


妖しい夢に


私は翻弄され続けたのだから






どこかで桜が


泣いている声を


私の身体は捉えた

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