表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/41

聖樹木を目指して(1)

どんどん書くぞ!!グダグダだけどね・・・・

大妖精がいる聖樹木とやらはこの森の最深部にあるらしい。そのためここからはしばらく森の中を歩き続けるらしく、どうしても先ほど追いかけられた妖精達との遭遇は避けられないのではないかということだった。


「マジか・・・・もし出会っちまったらどうするんだ?」


「そうですね~。とにかく逃げるしかないです~。私もちょっとした魔法は使えますけど今の彼女たちにはあまり効果がないと思いますから~」


「そうかーじゃあしょうがな・・・・」


・・・・ん? 今何て言った? 魔法?


「え、ちょっと待って。シグナム、魔法とか使えるの?」


「使えますよ~あまり魔力が強くないのでたいしたことできないですけど~」


でました。ここに来て再びファンタジー要素きました。あれ? でもそういえばギーグの洞窟でシェリルさんが裏バージョンになったとき魔力を吸収とかそんなこと言ってたな。

それに、俺が風呂覗こうとした時も電撃喰らったしあれも魔法の類の一部だったのかな。


「ってことは、シェリルさんも何か魔法使えたりするの?」


「え? 私ですか。そうですね軽い回復魔法と補助魔法ならできますよ」


わお!! シェリルさんも使えたのね。っていうか魔王なんだから当たり前か。でも、回復魔法と補助魔法って魔王のくせに何か地味だな。まぁ、裏バージョンはあれだからいいのかもしれないけど。


「ちなみに2人は具体的にどんなことができるの?」


「私はですね~風の魔法が使えますよ~。できるのは‘風の盾’と‘風の鎌’ですね~。一応防御魔法と攻撃魔法です~」


おお! 盾と鎌ですか。なんかかっこいいな! 響きが!! けど何でそれをさっき追われてるときに使わなかったのかというツッコミはここではとりあえずおいておこう。


「あ、えっと私は少しくらいの傷や怪我なら治すことが出来ます。後は他の人の身体能力を強化することが出来ます。そこまで強くすることは出来ませんが・・・・何だか地味ですいません」


あ、地味なの気にしてた。魔王のくせに繊細なんだよなシェリルさんは。

にしても、これはいいことを知った。この世界には魔法があって2人はそれを使うことが出来ると。

シグナムは攻撃魔法と防御魔法が使えて、シェリルさんは回復魔法と補助魔法が使えると。

うーん、これは結構バランスがいいんじゃないか? どうなんだろうか。

俺が昔やってたRPGなんかもこんな感じのパーティーだったし。

いやまぁ、仮想世界と同じにするなといえばそれまでだけども。


「にしても魔法ねぇ~・・・・まったく本当になんてファンタジーだよ・・・・」


俺はまたしてもここが俺の住んでいた世界とは違う場所なのだと実感していた。

その時だった、


「おい、そこの者止まれ」


後ろの方で声がしたのでビクッとして振り返る。すると、そこには妖精が数名、宙に佇んでいた。


「お前らだな、侵入者というのは。悪いがここは我々の森だ。勝手に入ってきたものには我らの土地を穢した罰として処分させてもらうぞ」


「穢したって俺達何もしてないぞ!!」


「うるさい!! 黙れ!!」


同じ妖精なのにシグナムとはまったく違った態度をとる様子を見て明らかに何か異常なことが起こっているのが分かる。妖精族は友好的だとシグナムは言っていた。しかし、目の前にいる妖精たちは明らかな敵意を剥き出しにしている。一体何がこいつらをこんな風にしているんだ?


「一体どうしてそこまで俺達を狙うんだ?」


「そうだよ皆!! この人達は私を助けてくれたとてもいい人なんだ・・・・」


「黙れ!! 黙れ黙れ黙れ黙れええええぇぇええええええ!! ぁぁぁぁああああぁぁぁああぁあああ!!」


シグナムがそう訴えかけた時だった。先頭を飛んでいた妖精が急に地面に落ち頭を抱えて苦しみだした。そして、それにつられるように後ろにいた妖精達も苦しみ始め、呻き声を上げている。


「もしかして・・・・これって!!」


「え? なんですか佐藤さん!!」


ギーグの時と同じ現象が起きてる? だとしたらこれはまさか旅の一団のせい?

そう思った瞬間、先ほどから苦しみ始めている妖精達の背中から紫色の結晶の塊が生え出してきた。


「佐藤さんこれって!!」


「ど、どうしたんです皆!! 何が起こっているんですか!!」


完全に背中の結晶が生え終わった妖精たちはゆらりと宙に浮かび上がった。


「我々は清浄な森の妖精。不浄な侵入者はただちに処理をする・・・・」


生気のない顔でそんなことを呟く妖精達。


「これは・・・・そうとうやばいぞ」


妖精達はどこから出したのか自分の身長をはるかに超える槍のようなものを構えてこちらに向かってきた。


「やばい!! 逃げるぞ走れ!!」


俺達は妖精達に背を向け全力で走り出した。


「今度は逃がさないぞ・・・・」


妖精達も、ものすごい速さで俺達の後を追いかけてきた。

あぁ、本当に俺ってついてない。


「あああぁぁぁあああああ!! ったく本当に最悪だぜ!!」



作「反省会開始しまーす」

シ「はい」

佐「ほーい。えーと今日の反省点は・・・・」

シ「そうですねぇー。何で急に魔法とか出したんですか?」

作「いや、ファンタジーなのにファンタジー要素少ないなぁーと思って」

佐「にしても、突然すぎないか?」

作「ごめんなさい・・・・」

シ「それともう少し長く一話一話を書けるといいですね。それから(etc」

作「はい、すいません・・・・はい、精進します・・・・はい」

佐「とまぁ作者があんな感じですが今日はここまで。それでは失礼します」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ