ただいま絶賛逃走中!! in妖精の森
グダってるかもだけど気にしないでください。
「逃がすな!! 追え!!」
俺達はとりあえず走り出した。
しかし、初めて来た森なので当然どこに逃げればいいかなんてわかるはずもなかった。
「どうしようどうしようどうしようどうしよおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
軽いパニックになりながらも俺はがむしゃらに走り続ける。
こんなに一生懸命走るの小学校の頃の運動会以来だぞ!!
「お2人とも聞いてください。今から私の活動拠点にしていた場所まで案内します。そこまでいけばきっと彼女たちから逃げられるはずです!!」
「そ、そんな場所があるんですか?」
「何でもいいから早くなんとかしてくれぇええええ!!」
シグナムの提案に従い俺達はその活動拠点地まで向かうことにした。
「お2人ともついてきてください!!」
俺達はシグナムを先頭にしその後を必死に追いかけた。
途中、後ろが気になったので走りながら振り向いて見た。
「あ、あれ? ちょ、みんなストップ!! ストッォォォオオオプ!!」
「え?」
「どうしたんですか?」
必死に走っていたので気づかなかったがいつの間にか追いかけてきていた妖精たちがいなくなっていたのだ。
「もしかして・・・・逃げ切った?」
「ですかね?」
おぉ、マジで!! 嘘! 何だかんだ言って俺もまだまだいけるな!!
「なんだよ、意外にたいしたことな・・・・」
そう俺が自分に自惚れている時だった、
「貴様らか、この森に入ってきた侵入者は」
またもや木々の中から妖精が現れた。しかも、今度は只飛んでいるのではなくなんと・・・・とても、とても凶暴そうな狼さんに乗っていました。
「・・・・・・・・」
狼さん・・・・その血走った目で俺達を見ないでくれないかな? 怖いから、もうねすっっっごく怖いから。
「あれは、ワーウルフ!! まずいです!! 逃げるです~!!」
「ちくしょぉぉぉおおおおおおお!! 嘘だと言ってよ妖精さぁあぁぁああああああん!!」
結局俺達はまた逃げるはめになってしまった。
草むらを掻き分け木々の間をくぐり時々ものすごく綺麗な場所を見かけるもそんなものには目もくれずひたすら走り続けた。
かなりクネクネと逃げ回っていたからか狼に乗った妖精も気づけばどこかに消えてしまっていた。
「し、死ぬかと思った・・・・」
「さ、佐藤さん大丈夫ですか?」
「な、なんとか・・・・にしてもシェリルさん結構足速いんですね・・・・ウエッ」
「お2人ともご無事ですか?」
シェリルさんは大丈夫そうだが俺はもう汗だくで今すぐにでも倒れこみたい気分だった。
「私は大丈夫ですが佐藤さんが・・・・」
「あぁー、シグナム拠点地ってのはまだなのか?」
「もうすぐそこです~」
そう言ってシグナムが指差した先には綺麗な小さい湖があった。水はとても澄んでいてどこにも濁りなんてものはなかった。
俺が元居た田舎にもこんなに綺麗な湖はなかったな。
「ここが私の活動拠点地です~。お2人ともお疲れ様でした~」
なんだかんだあったがどうやら俺達はシグナムの活動拠点地とやらにたどり着けたようだ。
よかった、よかった・・・・・・でも、ここって一体森の中のどの変なんだろうか?
恐らくもう入ってきた入り口に戻るのは無理だろうな・・・・
「はぁ~・・・・」
俺はため息を一つついた。
というわけで、妖精の森編二回目です。
逃走中の描写はもうちょっと書こうかと思ったんですが・・・・自分にはこれが限界でした。っていうか全然書けてませんね・・・・・・うぅ・・・・文才が欲しい・・・・。
後、一つ個人的に気になったことがありましてパソコンで自分の小説の説明が表示されたときに下の方に週間別ユニーク数というのがあるじゃないですか。あれって一体どういう風に変動していくんですかね?
ちょっと気になりました。