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プロローグ

初とうこーう

追。なんかルビが外れてた。システムアップデートの影響かな?今からほかの奴も確認してみる

リチウム‐反部質対消滅炉が発するわずかな振動と、かすかに聞こえる空気循環器の駆動音以外は静寂が支配するほの暗い空間の中、船外の様子を映し出す半球型のディスプレイに映し出されるのは、無数の電弧(アーク)と、これまた無数の、虚空を貫くレーザーの光、そして時折映し出される虚空に咲く、美しいオレンジ色の大輪の花は友軍の(ふね)か、敵の(ふね)か。最もその花は花開く時に、対価として数名か数十名、下手をすれば数千人単位の尊い ―果たして尊いかと問われると、尊いとはあまり言えたものではないものも多数に含んでいるのではあろうが― 命を必要とする、という点を加味すれば手放しで美しさを褒められたものではないが、それでも美しいものは美しい。


 もちろん、自分の操る高速航宙駆逐艦も数々の花々と同じ運命を下ることになるかもしれない、ということは理解していた。それでも時折壁を伝って聞こえる、自艦が5基16門の153ミリ電磁砲(レールガン)を射撃する小さな音以外はほとんど無音といってもいい操艦室の中、音の伝わらない真空中に漂っている自艦にはそのような爆発音などはもちろん聞こえず、遠いどこかで起きていることをモニター越しに見ているような、ゲームの画面を見ているような現実味の感じられぬものであり、意外にも自分が恐怖していないことも、どこか他人事のように感じられた。


挿絵(By みてみん) 

ほんとは本編の最初に書くつもりだった話をプロローグとして張ってます。短いのは許してクレメンス。

最後に張られてた艦艇は主人公がプロローグ内で乗っていた船をマイクラ内で再現したものです。ていうか先にマイクラ内で船を作りそれに合わせて物語を書いてます。

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