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その日まで  作者: 美玲
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第7話

「はぁ…体育めんどくさいなぁ~。球技とか本当苦手なのに、ソフトボールなんて…出来るわけないよー!!」



「やれば楽しいって!それに今日は、キャッチボールだけだから大丈夫だよ。あ…沙良ってば、今日の体育に川口先生来るから気にしてるんだ?」



「は…?いやいやいや、違うって!!違うってば違うよ!!普通に運動が嫌いなだけだから!…なんで先生がそこで出てくるのさ…。」



「まぁ~あ、認めないならそれでいいけどさ。…先生と沙良の今朝の雰囲気よかったからちょっと気になったんだよね。でもいいと思うよ年上。沙良はちょっと冷めてる部分もあるから、年上のほうがしっくりくる。」



「確かに年上は嫌いじゃないよ…。でも先生のことはそういう風に見てるわけじゃないし…。」



「そっか。…私からはこれ以上聞かないことにするよ。じゃ、外行こうか!」



紫苑には気を遣わせてしまった。

きっといつもと違う私に気が付いたんだろう…。



「うん!ちゃんと紫苑のとこまでボール飛ぶといいなぁ。」



先生は体育に来るって言ってたけど、見るだけなのかな?

みんなと混じってやったら楽しいと思うんだけど…。














嫌いな体育が今だけはちょっと楽しみなんだ。

だって、今ある時間は1回しかないんだから。






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