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第5話 感覚と無意識

「実際、どんな感覚で能力を使ってるだ?」


「うぅん、小さい頃から能力を使えるのがあたりまえだったからね、分からないや?」


「俺も昔過ぎて、覚えてないな、今は完全に無意識でやってる。」


 二人とも能力が日常的にあるものとして認識してるから、もはや無意識の域なのか。


 ─二人はそれぞれの感覚を言語化しようとする。


「感覚的には腹に力を入れて均等に力を分散させて、最後に一気に解放するって感じだと思う。」


「私はね、なんていうか、胸の奥にある熱を一気にドバーって感じで解放するかな。」


「なるほど~、力の解放がトリガーなのかな。」


 そういえば。デバーノさんの能力ってなんなのかな?、気になる!早く帰ってこないかな。


 ─ふと崇城は疑問に思ったことを話す。


「千瞳君はデバーノさんに教えてもらったの?」

(なんか師匠とか言ってたしな。)


「まぁな、俺に能力の事とか色々な事を教えてくれた。」


「荒木はね、赤ちゃんの頃に捨てられてたところをデバさんが拾って助けたんだよ。」


「なんか重いね。」


 千瞳は何とも思ってな無さそうだけど、普通に過去が重すぎるよ。


ガチャ


「ふぅ疲れたよー。労わってくれ。」


「おつかれさまです。」


「どこ行ってたんですか?」


「後処理だよ、君結構危なかったんだよ、周りにやばい連中がうようよ徘徊してたんだから。」


「あの、デバーノさん。能力の色々なことについて教えてもらっても良いですか?」


 デバーノは少し笑みを浮かべると能力について話し始める。


「能力か、人によって色々とあるからね。」


「そうだ、3人ともちょっとした訓練をしてみないかな。」


 デバーノの突発的な発言は崇城の好奇心に炎を宿らせる。



To Be Continued

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