とある放課後
「ぁあ!!」
「ん? どうした?」
「なんか、かめ○め波うてる気する!」
「ぁ~ その気持ちはわからなくもねぇな。でもま、気のせいだ気のせい」
「わからへんで? もしかしたらできるかもしれへんやん?」
「じゃあやってみろよ」
「おう! ちゃんとみててや!」
「わかったから早くしろ」
「か〜め〜は〜○〜波ァ!!!」
「………」
「………」
「ごめん…」
「あぁ… 気にすんな、誰がやってもそうなるんだよ」
「次、アキヒトもやってみてや」
「俺が? 嫌だよ」
「頼むわ! お前のみじめなとこオレも見てみたいねん!」
「なおさら嫌だ!」
「お願いします! このとおり!」
「はぁ、一回だけだからな」
「ぃやったぁい!!」
「喜びすぎだろ… か○はめ波ー」
「ドカァァン!!!」
「ぉわ!?」
「……ふふふ」
「びっくりさせんなよ… なんだよドカァンって」
「いや、迫力をだそうと思って」
「それで迫力はでたのか?」
「でやんかった」
「………」
「………」
「なぁ」
「ん?」
「今週の日曜ヒマ?」
「ヒマだけど。なんだよ急に」
「実は今週の日曜、彼女とデートやねん」
「うん… え? それで?」
「それだけ」
「なるほどな。 なぜ俺の予定聞いた?」
「意味はないけど、何してるんかな〜て思って」
「あっそ…」
「それで一緒にお化け屋敷行くんやけど、そん時どーゆー感じにしといたらええんやろ?」
「堂々としとけばいいんじゃねぇの?」
「ん〜 ちょい予行練習したいから手伝ってくれへん?」
「別にいいけど、彼女役でもすればいいのか?」
「いや、遊園地に行く途中に立ち寄る予定のファミレスの店員の役お願い」
「そこからすんのか!? せめてお化け屋敷の入口からにしないか?」
「んじゃお化け屋敷から『恐かったね〜♪』って言ってでてくる女の子の役してや」
「…こ、恐かったね〜」
「はいよかったね。 じゃあ次は彼氏役、つまりオレの役して」
「……コロス」
「ほら返事は?」
「この野郎・・・ つかカズマは何すんだよ?」
「彼女役する」
「逆じゃねぇのか?」
「私こわ〜い」
「腕にしがみつくなきもちわるい」
「ぇ〜 なにが〜 私わかんな〜い」
「…お前の彼女ってそんな感じなのか?」
「まぁだいたいこんな感じやな」
「そ、そうか…」
「ねぇねぇ〜」
「なんだよ?」
「お金ちょうだい?」
「……お前の彼女ってそんな感じなのか?」
「うん。 まぁこんな感じ」
「それ、早く別れた方がいいぞ」
「別に大丈夫やで」
「なぜ?」
「ウソやから」
「なんだウソか。 さすがに金せびってくる彼女なんかいねぇわな」
「いや、もうちょい前から」
「え? お化け屋敷行くとこか?」
「ちゃう」
「じゃあどこからだよ?」
「かめ○め波うてる気するってとこから」
「そこからか…」
「うん」
「………」
「………」
「帰るか…」
「やな」
ぐだぐだしてるだって?
いいんですよそーゆー話なんですからっ!




