第八夜 果てに響く産声
響く
響く
果てから 果てへ
求めて 求めて もがいて
そうして 落ちていったモノの声が
無限に広がる宇宙『アーシア・ファルス』。
ここでは果てる事なく「破壊」と「再生」が繰り返され続けている。
そしてその都度、新しい「大陸」と呼ばれる世界が誕生し、滅びた大陸が宇宙の藻屑となって消えていっている。
--これは、『夢』だ。
もう、どうやっても戻せない。
既に終わった時の『夢』。
世界が見続ける、創造の神々が戯れに観に来る、止まることのない『夢』という名の歌劇。
おちていく
落ちていく
堕ちていくーーー
悠久の刻を綴った、『アーシア・ファルス』という台本のほんの一幕、ほんの一頁。
2つの大陸の誕生と滅亡。
世界に翻弄され
世界を翻弄し返し
世界を手に入れ
美しく、醜く、強靭で、繊細で、思慮深くて、けれど愚かで
王という為政者であり、独裁者であり、神であり、バケモノであった
たったひとりの女の夢物語。
第八夜、開幕です。
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