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◆◆◆




 美しいハープの音色が呪われし黒き大地に染み渡り、張りのある美声は風に乗って地平線の彼方まで響き渡る。



ー深い闇に覆われし空


 美しき青空を覚えていた者達は 


「もう一度だけ」と嘆き悲しみ 黒き死を迎えた


 今や誰一人知らぬ


 無数のアオに染まりし晴れ渡る空を


 多くの若き者は愛する人々の平和と 


 まだ見ぬ青空を取り戻す為に 果てぬ戦いを続けている


 それは 弱き者の無駄な足掻き


 しかしそうだとしても 「ヒト」は足掻き続ける者


 皆が持つ 小さな希望の光が 胸の奥から消えぬ限りー



 吟遊詩人は歌い、語り続けるだろう。


 ヒトを足掻く者として。


 そして二人も足掻くのだろう。

 辛く重たい運命という糸に縛られて、翻弄されながらも。

 自らの意志で糸を切り裂き、己の夢を叶える為に。


 二人は共に、流される道ではなく、足掻き続ける道を選ぶ。


 それが例え、泣き叫び、血を流す、地獄のような過酷な道だとしても。





第一夜 END

第一夜はこれにて完結です。ここまで読んでくださってありがとうございます。

誤字脱字ありましたら知らせていただけると大変助かります。


まだまだ続きますので最後までお付き合い頂けたら幸いです。

第二夜は2週間以内に更新予定ですのでお楽しみに。


少しでも面白いと思っていただけたら↓から評価していただけると嬉しいです。

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