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粘着質な欲望

作者: 告良 三月


親切を押し売りしている男が怖い


清純そうな顔の奴に限って腹にドス黒いものを溜めてやがる


私の指を見てくるのだ


薬指を舐めるような視線が気持ち悪い


粘着質な欲望が滲み出ていることに本人は気づいていないのだろうか


マスクで隠した唇を見透かそうとする眼差し


身ぐるみを剥がそうとする眼差し


欲望よりも善意のない親切に呆れてしまう


全部女を下に見ている証拠だ


一方的な欲情で女の心を動かせると思うなよ


私はお前等の悪趣味な妄想を叶えるために生きてるわけじゃない

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