プロローグ 創られた世界
実際とはいろいろ異なる世界観です。
それでは、お楽しみください。
プロローグ
大昔、世界は1つだった。
何時ごろからか少しづつ世界に歪みが生まれ、1つだった世界が5つの世界に分かれた。
人間の住む『人間界』、天使の住む『天界』、悪魔の住む『魔界』、精霊の住む『精霊界』そして神の住む『神界』である。
また、人間たちの間で神の住む『神界』はいつしか『箱庭』と呼ばれるようになっていった。
『まず1日目に暗闇がある中、神は光を創り、昼と夜が出来た。2日目、神は天を創った。3日目、神は大地を創り、海が生まれ、地に植物をはえさせた。4日目、神は太陽と月と星を創った。5日目、神は魚と鳥を創った。6日目神は獣と家畜を創り、神に似せた人を創った。そして7日目、神は休んだ。』
これが人間の間で伝わる神による天地創造の物語の一部だ。
だが、いくら姿かたちが神に似ていようと人間が天使や悪魔、精霊に勝つことは出来なかった。
なぜなら、神が人間に与えたのは肉体と精神だけであり、力は与えられなかったからだ。
神の御使いとして存在する天使や、神の反逆者として存在する悪魔、神に力を与えられ万物に宿る精霊、そして絶対的、超越的、力を持つ神。
これらの存在の中で、人間には微々たる力しかなかった。
世界がまだ1つだったころ、神を憎む悪魔が天使に戦いを仕掛けた。
その戦いに力を持たない人間は巻き込まれ、為す術もなく死んでいくしかなかった。
そして、天使と悪魔の戦いは世界を飲み込む歪みを日に日に大きくしていった。
また、世界が5つに分かれた今、他の世界を行き来することはほとんど不可能に近かった。
だが、天使や悪魔は神に与えられた力によって、低次元である人間界にだけは移動することが出来た。
そうして世界が分かれた今も人間界にて天使と悪魔の戦いは続いた。
勇者と呼ぶ希望もなく、人々は絶望に打ちひしがれた。
人々はただ神に祈ることしか出来なかった。
神にもこの戦いは止めることが出来ないというのに———————
初めての投稿でしたが、いかがでしたか?
至らない所も多くありますが、今後も連載していくのでよろしくお願いします。




