14.設定集(62章時点)追加分
―― 前章から追加された箇所を含む項目を以下に記載します。 ――
●禁術ついて
作中の世界では魔法の中には禁術とされるものがあり、字義通りに社会一般からは使用を禁じられている魔法を指す。その内部的には幾つかの種別が存在するが、大別すれば為政者に都合の悪いもの、極端に人倫にもとるもの、それ以外の三つに分けられるとされる。
禁術の中で為政者にとって都合の悪いものとは、統治機構を武力的あるいは経済的な方法で揺るがす可能性を秘める魔法を指す。例えば発動時の威力が一都市を一撃で壊滅させる魔法であるとか、個人の内在魔力を媒介するある種の病原性を発揮するような魔法、あるいは特定の金属材料に対し強固に永続的で特殊な効果を付与する魔法などがこれにあたり、そういった知識の多くは封印されている。
人倫にもとるとは使用に際し倫理的な問題を多く含むものであり、人体をある種の部品や道具のように扱う前提で為される魔法などが含まれる。またそれ以外とは言葉の通りであるが、多くはその威力が人間に制御困難である魔法が含まれることが多い。
作中では人骨が使われる禁術が話題に上がったが、人骨を魔法の発動に用いるというだけでは禁術の要件となるわけでは無い。例えば人骨は人類史の中では、古くから宗教的儀礼の中で祖霊や神々に祈る際の祭器などとして用いられている。この文脈で作中現代では魔力波長の特定による個人認証のために人骨が使われることもあり、この場合は禁術とされることは少ない。ただその場合も社会的合意が得られないときは禁術に分類されることもあり、その分類法に関しては必ずしも世界的に共通の尺度は存在しないようだ。
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