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14.設定集(47章時点)追加分


 ―― 前章から追加された箇所を含む項目を以下に記載します。 ――


●ダンジョンの魔獣におけるボス個体について


 ダンジョンと呼ばれる天然または人工の構造物の中では、魔獣などの人類に敵対的な存在が活動する。その種類は様々であるが、慣例的に『ボス』あるいは『ボス個体』などと呼称される強力な魔獣が活動していることがある。


 ボスとは呼ばれるものの、それらの強力な個体は必ずしも下位の魔獣を従えているわけでは無く、ダンジョン全体やあるいは自身の生息域の魔獣を統率しているとは限らない。従い社会集団の長という意味での『ボス』ではなく、あくまでも冒険者や騎士団などの戦闘集団が強力な個体を他と識別するために慣例的に呼称している例が一般的だ。


 学術的には、『ボス』と呼ばれる魔獣がなぜダンジョン内の特定の階層に発生しているのかの研究が、幾度も試みられている。その結果現時点での主流の分析では、余剰の環境魔力が集中することによる発生という説が有力である。任意の階層内で環境魔力の循環が起こり、その結果として魔獣が発生する。魔獣は通常の生物のように食物を摂取する傍ら、環境魔力を体内に取り込み活動の源としている。その環境魔力の循環が特定のエリアの中で起こり、ダンジョンの構造を規定していることが多い。そしてその循環の中でも環境魔力の滞留や集中が起こりやすい地点があり、そこに『ボス』と呼ばれる個体が発生するとされる。


 人工的なダンジョンの場合は、この『ボス』が発生する箇所をかなり意図的に制限することに成功していることが知られる。だが、天然のダンジョンの場合はそうではなく、冒険者などの事故につながる要因となっている。




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