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16.設定集(第3章時点)


●地理


惑星ライラ

 主人公ウィンの転生先。豊穣神タジーリャが責任者を務めるライラックシルト宇宙の中で、ウィンの本体である薬神ソフィエンタが管轄するライラックバーン惑星系に存在する。


〇国家


ディンラント王国

 ウィンが産まれた国。


プロシリア共和国

 ディンラント王国の東の国。魔族と呼ばれる古エルフ族と、その傘下にあるエルフ族、および獣人族が暮らす。エルフ族も魔族と呼称されることが多い。ヒト族に虐げられた魔族と獣人が建国したが、現在ではヒト族も暮らしている。


オルトラント公国

 ディンラント王国の北の国。


フサルーナ王国

 ディンラント王国の南の国。コメを主食とする独自の文化を持つ、マホロバ自治領を擁する。


〇都市など


ミスティモント

 ウィンの故郷。聖地認定され、人口が拡大中。ティルグレース伯爵領に属し、聖塩騎士団の本拠地。


ティルグレース伯爵領

 ディンラント王国の東南東に位置する。領都はリフブルーム。領内はハーブの産地として知られる。


ディンルーク

 ディンラント王国の王都。


 北側に王城や行政機関、騎士団の施設などがある。


 その南に貴族や騎士、文官など王城に通う者の居住区がある。


 その南が王都の中央地区で、中央広場を中心に王立国教会や冒険者ギルドをはじめとする各種ギルド本部がある。それを囲むように商業地区がある。


 その南が平民が主に住む地区があり、さらにその南が学校が立ち並ぶ地区がある。


 王都内の広場は中央広場のほかに、北に王城前広場、南に南広場、東に東広場、西に西広場があるが、中央広場よりは小規模。


 王都西にコロシアム(闘技場)と貧民街がある。商店は中央は高級志向で南は庶民向き。


 都市内は大型の箱馬車の乗合い馬車があり、王都民の足になっている。


ディンアクア

 聖地であるサンクトカエルレアス湖に接する都市。聖地である湖を漁師が主体となって保護している。近隣に、地球でいう高層ビルほどの大きさの“竜の石碑”や“ディンアクアの石碑”と呼ばれる巨大な石の柱がある。


 王都とディンアクア市のほぼ中間に、『王都南ダンジョン』があり、ディンラント王国協力のもと冒険者ギルドで管理している。



●王族や貴族など


ティルグレース伯爵家

 ディンラント王国の東南東に領地を持つ。南部貴族。武門で知られ、現当主である伯爵は単独での竜討伐で国の内外に名を知られる。キャリルとロレッタの実家。


フラムプルーマ伯爵家

 南部貴族。ディンラント王国の南部に領地を持つ。同領はコウの出身地。


アロウグロース辺境伯

 ディンラント王国の東部に領地を持つ。中立派の貴族。領地の南部をティルグレース伯爵領に接する。キャリルの母シャーリィの実家。


キュロスカーメン侯爵家

 ディンラント王国の北部に領地を持つ。北部貴族。プリシラの実家。


ディンラント王家

 ディンラント王国を治める。他国の史学者から『金持ち喧嘩せず』と評されるほど、国力に比して覇を唱えない王家として知られる。現在王子は三人いるが全員聡明という評判は国の内外に知られている。王族は竜の因子と呼ばれる血の力が強く、竜魔法と呼ばれる魔法体系を行使する。レノックスの実家。


ディンラント王立国教会

 ディンラント王国の王都ディンルークに本部を持つ多神教の宗派。他国の教会とも交流を持つ。


●組織など


光竜騎士団

 ディンラント王国の正規軍。第一師団から第五師団まであり、大まかに中央、東、南、西、北を担当エリアとする。


 格闘術にディンルーク流体術を制式採用しているが、地球でいうムエタイに近い。


ディンラント王国暗部

 光竜騎士団の第一師団内にあるが、詳細は秘されている。二つ名は“鱗の裏”


冒険者ギルド

 冒険者を管理する世界組織。


商業ギルド

 商人を管理する組織。


傭兵団・月輪旅団(げつりんりょだん)

 武術流派月転流(ムーンフェイズ)の宗家が代々団長または幹部を務める集団。だがその団員は平素は諸国で庶民として暮らし、必ずしも戦闘を伴わない仕事で生計を立てているという。


王立ルークスケイル記念学院

 王都ディンルークにある名門の学校。初等部、高等部に分かれている。附属研究所、附属病院、附属農場などがある。教養科と魔法科があるが、王国で一二を争う権威ある学校でブライアーズ学園とよく比較される。貴族が多く、留学生を多く受け入れている。


王都ブライアーズ学園

 王都ディンルークにある学校。初等部、高等部があり、高等部以降に通うものが多い。国内の各ギルドが主体となって運営していて自由な校風を至上とする。実学を重んじ、体育科、魔法科、商業科、医学科があり、ルークスケイル記念学院とよく比較される。留学生を多く受け入れている。


●暦と季節


 1年は360日、1か月は30日で5週間、1週は6日。


 一週間は地、水、火、風、光、闇曜日で、闇曜日はディンラント王国のある大陸では休息日として休むことが多い。


 1年は冬至から始まり、冬季が1月から3月、春季が4月から6月、夏季が7月から9月、秋季が10月から12月。


●学校について


 ディンラント王国のある大陸では、その年の1月から12月のあいだで該当する年齢になる子供が対象になる。


 例えば3月時点で10歳になる子がいるとして、初等部の対象年齢になる。


 その場合、1月に行われる前期試験か2月に行われる後期試験で受験し、9月入学になる。


 特待生試験も同じタイミングで実施される。


 初等部は10歳以上での入学で、高等部は13歳以上での入学となる。


 卒業後は研究機関に入職したり、各職業の見習いに入職したり様々な進路がある。


●身体について


 身体は上位霊体と下位霊体からなる。


 神は自らの身体のうち上位霊体を主として働かせて活動する。


 人は自らの身体のうち下位霊体を主として働かせて活動する。


 霊体は高次のものからモナド体、アートマ体、ブッディ体を上位霊体と呼び、コーザル体、メンタル体、アストラル体、エーテル体、肉体を下位霊体と呼ぶ(今作では分類上、物理身体も霊体の一種とする)。


●魔法について


 四大属性や四大元素と呼ばれる地、水、火、風の各属性の魔力を主として用いる。


 各属性が混ざり合った魔法体系として生活魔法や創造魔法がある。


 この他に竜魔法と呼ばれる魔法体系があるが、発動には竜の因子という血の力が遺伝している必要がある。


●武術流派


月転流(ムーンフェイズ)

 体術から起こった斬撃の流派で、無手や片手剣や片手斧などの切断武器で戦う。武器を使うときは二刀流を基本とする。一撃必殺よりは連撃必倒を是とする。技が速く静かに発動する上に隙が無い。夜空の月の満ち欠けが如く場に化し、月が照るが如く静かに討つのを流派の名に込めた。魔力制御による身体強化や反射増強、疑似思考加速を行い、高速戦闘が基本である。魔力による武器の強化も常用する。


雷霆流(サンダーストーム)

 アロウグロース辺境伯領で領兵が制式採用している武術。槍や戦槌などの大型の打撃武器を用い、魔力を併用して戦場で戦うことを想定した流派。一撃の強さを重視する。突く打つ払うの基本動作を極め、体内魔力の制御を極めることで兵士を自律する武器とする発想で進化した。体内魔力の制御が基本にして奥義であるため、攻撃力の強化と耐久力の強化が成され、継戦能力が非常に高いことが知られる。


風牙流(ザンネデルヴェント)

 共和国に興った体術で、風の魔力を纏って戦う流派。打撃や斬撃、貫通技をもつ。獣人の基礎体力の高さを魔力で強化するコンセプトで成立した。連撃必倒を是とし、月転流の創始者に影響を与えた。魔力制御による身体強化や反射増強、疑似思考加速を行い、気配遮断も行える。


風漸流ヴェントトルトゥオーソ

 共和国に興った体術で、風の魔力を纏って戦う流派。打撃に特化している。獣人の基礎体力の高さに加え、風魔力による振動波を攻撃対象に叩き込むコンセプトで進化した。攻防一体で相手にかすっただけでもダメージが入るが、一撃必殺を至上とする。


鳳鳴流シンギングフェニックス

 フサルーナ王国のマホロバ自治領の古流刀術。基礎訓練で打撃主体の体術を修める。強力な切断力の斬撃と刺突技で知られる。魔力制御による身体強化や反射増強、疑似思考加速を行い、魔力による武器の強化も常用する。継戦能力が高い。


朱櫟流(イフルージュ)

 細剣術の流派で、ディンラント王国南方のフサルーナ王国が発祥。神速の剣として有名で、魔力制御による身体強化や反射増強、疑似思考加速を行い、魔力による武器の強化も常用する。継戦能力が高い。熟練者は無詠唱を使うことで戦術魔法を武器にのせることができる。



――


商業ギルドの説明について、「商人を管理する世界組織」を「商人を管理する組織」へと変更しました。以降の各章ごとの説明でも同様とさせて頂きます。(2024/6/1)



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