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14.設定集(26章時点)追加分


 ―― 前章から追加された箇所を含む項目を以下に記載します。 ――


●魔石とその流通について


 魔石は魔獣の体内から採取される魔力の塊を含む結晶を指す。その生成に関しては諸説ある。一般的なのは、生物の進化の過程で環境魔力や魔素を体内に保持することで、他生物種より有利に生きることを選んだ結果とするものだ。生成の機序は研究が進められており、数年ごとに人造魔石が作られたと発表され、否定されたりコストに合わないと廃される流れが一般的になっている。

 魔石は通常各国の戦略物資として扱われるのが一般的である。その殆どが各地のダンジョンの魔獣体内から採取されるが、市場で販売されるまでに流通量を各国がコントロールしている。そのために価格調整が行われ、税金や人件費、事務手続きの諸経費が仕入れ値に上乗せされる。販売は一般的に街の魔石屋と呼ばれる商店で行われるが、貴金属店に準じる扱いを受けている。商店によっては不当に諸経費を水増しして価格転嫁する例も散見されるため、初めて利用する店は地元での評判を集めるのが常識とされている。


●魔法について


 四大属性や四大元素と呼ばれる地、水、火、風の各属性の魔力を主として用いる。


 各属性が混ざり合った魔法体系として生活魔法や創造魔法がある。


 この他に竜魔法と呼ばれる魔法体系があるが、発動には竜の因子という血の力が遺伝している必要がある。


 竜魔法を研究することで広域魔法と呼ばれる魔法体系が生まれた。その魔法の習得に関しては安全保障上の理由から、ディンラント王国に厳しく管理されている。


 広域魔法は魔法使用者に内在する魔力以外に、環境に存在する魔力を用いて発動できる。


 この他に精霊魔法と呼ばれる魔法体系がある。詠唱も存在せず、念ずるだけで発動できる魔法体系。使用者の精神に様々な影響が出る。


 精霊魔法の習得については四段階に分けて行うことが一般的で、環境魔力中の精霊の感知、精霊のイメージ形成と出現、精霊に環境魔力を扱わせる指示、精霊に魔法を使わせる指示に大別される。


 四大属性をスキルなどによって融合させると、以下の通り別の性質を帯びた魔力になる。


 ・地と水:氷、地と火:溶岩、地と風:樹木、水と火:気象、

  水と風:分解、火と風:雷、地水火:死、水火風:成長、

  地火風:生、地水風:進化、地水火風:始原


 三属性以上の四大属性魔力を同時に用いる魔法で、安定した効果が確認されているものは創造魔法と呼ばれる。


 四大属性魔力全てを同時に用いる魔法は見つかっていない。


 属性魔力をその身に纏わせる場合は、基本的には各属性の性質を引き継いだ効果が引き継がれているとされる。ただし、光と闇と時の各属性魔力は事情が異なる。光属性魔力の場合は『透過』の性質が出るとされる。闇属性魔力の場合は『侵食』の性質が出るとされる。時属性魔力の場合は諸説あるが、『脱離』の性質が出るとされる。




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