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センジュ、隣街を目指す

 結局その夜は野宿をすることになった。復讐することにしたのは良いものの、実際どう実行すべきかが問題であった。大規模な反乱級の復讐だ、まずは仲間を集めなければならない。だが私のような足の臭い人間に一体誰がつき従うだろうか…私を認めてくれる人はいるのだろうかそう不安に思いながら一夜を過ごす。

 翌朝目が覚めるととりあえずバックの中にあるパンを食べることにする。食料も調達しなければならないだろう。とりあえず隣街ノスコーを目指す、しかし隣街であれば私の事は伝わっているはずで、もしかすると迫害されてしまう可能性もある。なんとしてでも私だとバレないうちに食料を調達し準備を整え仲間を集めなければならない。

 隣街を目指す道中、気を抜くとすぐに足臭が解放され強烈な臭気を放つ。まるで40代のおっさんの足の臭いだ、それを10倍濃くして、ものすごい風量で周囲に広まるのだ。自分自身でもきつい時はある、まして何も知らない人なら尚更だろう。

 だが、その足臭と引き換えに私は瞬間移動の能力や一瞬で靴を脱いでその柔らかい体で自分の足を他人の顔まで持っていける能力を手に入れたのは確かだ。もしかしたらこの瞬間移動能力を頼りにして私についてきてくれる人がいるかもしれない。なるほど、良い点をアピールして仲間を集めればいいのだ。そういうわけで隣街に向かい仲間を募ることにした。

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