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あや子の日記  作者: 緑青 海雫
9月
11/19

9月13日

 

 9月13日


 独り暮らしの日曜って、とっても忙しいことが判明した。兎に角、今日は荷ほどきを全部しないとって、張り切っちゃったからね~。

 そしたら、ヤバそうなもの見付けちゃった。

 ………これ、どうしよう。

 部屋のベランダの窓の冊子に、お札が貼り付いてた。

 貼り付いてたっていうより、乗っかってた? だけど、びくともしないで貼り付いてたいるのだ。

 薄い木の板に焼き印みたく字が書いてあって、外側を包んである白い紙は、ボロボロになってた。かろうじで読めるところに『魔除け』と書いてあった。

 見えないように、分からないように外の冊子の上のところに置いてあるそれは、お寺で良く見る何かの文字がびっちりと書かれた紛れもない『お札』だ。


 ………とりあえず、このまま現状維持だな。


 そう思って窓拭きを再開すると、ふと視線を感じて外を見た。

 じぃっと、こっちを見る小野さんちのおちびさん。

 直立不動って、あーいうことを言うんだな。

 こんにちは、どうしたのー?って声かけたのに、おちびさんは無言のままこっちを凝視してた。

 ………なんだろう、首筋の辺りがチリチリとした。

 日に焼けたのかな?

 掃除が終わったら、アイスをたらふく食べた。

 汗水流して働いたあとのアイスに勝るものなし!


 今度は、ペンギン型のかき氷器を買ってこようっと!







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