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深海艇NFG−128航海記

 海に潜る。
 金属資源を回収する。
 海洋都市にもっていく。
 簡単に言えば、俺の仕事はそんなところだ。
 北極の氷塊消滅や南極大陸の氷解を経て、地球は約9割5分が海へと没した。
 人々はこぞって大地を求めたが、得られた者はごく一部の、金か権力を持っているものだけだった。
 その代わりとでも言うかのように海洋に巨大な船を浮かべ、海洋都市国家にしたのが確か93年だか94年だか前だった。
 俺はそんな海洋都市で暮らす一般庶民だ。
 仕事はど底辺。
 海洋都市の底にへばり付いた貝を取るのよりはなんぼかマシだとは思うが、深海艇に乗って金属抱えて戻ってくる。
 座礁すれば酸素がなくなって死ぬしかないというキツい環境下での作業はストレスがたまるし、歩合だからソナーの宛が外れれば給与は出ない。
 時たま金やら銀、レアメタルなんかを引き当てて小金持ちになる同業がいるくらいで基本的には一山いくらで取引される金属と同じく、いくらでも補充の効く使い捨ての仕事であった。
 未来は明るくない。
 そんな、クソみたいな俺が送るクソみたいな日々の話だ。

※不定期更新です。
くじらの夜
2021/02/07 10:41
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