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ブロークン・ワールド  作者: 鞘美鞘
プロローグ
1/4

1話 世界崩壊

俺はいつもの様に自由気ままにテレビを見て時間をつぶしていた。


「ん?あれ?」いきなりチャンネルが変わった。いや、変わったのではなく緊急速報のようだ。

何が起こったのかと恐る恐るテレビを見る。


息を呑む。俺が目にした光景は見るからに戦争跡のような町だった。

だが、現在は2048年。戦争、紛争が無くなり平和を取り戻した世界。

戦争なんて起こっているはずがなかった。

なら一体?と疑問を頭に浮かべた直後だった


バサバサバサバサバサバサ

ヘリ?いや、明らかに音が違った。俺はその正体を確認するため外に目を向けた「・・ッ」


ありえない・・・そこに飛んでいたのは世界各地の神話・伝説に登場する、ドラゴンと呼ばれる生物だった。

ブレス・咆哮もしない。ただただ飛んでいるだけだ。疑問に思ってドラゴンを凝視しているとあるものを発見した。

ん?ドラゴンの背中に黒い鎧で身を包んでいる人間が見えた。その人間が口を開いた。

「諸君。私は、黒騎士。ついさっきまで日本以外の国を全て燃やし、沈めてきた。」

なんだと・・・世界中?話の内容が全く飲み込めない。


「諸君、ゲームをしないか?まぁ、君たちに拒否権はないのだが。拒否すればあの光景を見ることになるがな。」


簡単に言いやがって。だが俺もそれに従うしかなかった。

「ルールは簡単。私が出すミッションにクリアしたらいいだけです。」

「諸君には”スキル”と呼ばれる能力を与えます。それらを駆使してミッションクリアに励んでください。」


ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン

光ってあまり見えないが何かが発動?したのは分かった。


スキル生成中---------《クリエイト》

どうやら俺はクリエイトというスキルを得たらしい。どんなスキルなのかとても気になる所だが、今は黒騎士がいるからヒントになる事などをしっかりと聞いておこう。


「詳しくルール説明すると。ミッション失敗者は死亡。ミッション成功者はミッション2へ。全部でミッションは10個あります。何人残っているのかなー?」


怒りがこみ上げた。人の命の大切さも弁えない屑が!!俺はこのとき絶対に黒騎士を潰すと心に強く誓った。

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