表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の異世界英雄録  作者: 淡海椋
1/1

英雄に憧れた者の日常

 突然だが皆さんは中学生のころ中二病になったことはあるだろう

か、かく言う俺、御神 瑞希もなっていた事がある。悪の組織に狙

われてて俺の中に秘められている英雄の力を利用しようとしている

とか、あの頃は若かったんだ、いや、ほんと

 何が言いたいかと言うと俺のパソコンに知らない宛先からメール

が来ていた。このメールであんなことになるとは…

内容はこうだ


 ”英雄になる気はないか?”


 下には何かのURLが貼ってあった。普段ならばスパムメールと思

い迷惑フォルダに入れるのだがなぜかこのときはURLをクリックし

ていた。

 たちまち世界は暗転、俺の意識も刈り取られてしまった。



 視界が暗転してから俺は真っ黒な空間に居た。暫くじっとしてい

るとどこからが声が聞こえた



―貴方はどのような英雄になりたい?―


 俺はこの問いに中二時代のことを思い返しながら答えていった


 「俺はペルセウスのような英雄になりたい」。


―それはなぜ?―


 「だってアテナの盾、ヘルメスの飛翔サンダル、ハデスの不可視の

兜どれもかっこいいじゃないか。」


―それだけ?―


 「後はメデューサ討伐も好きだな。」


―そんな英雄になれたら満足?―


 「いんや、超えてみたい、こんな俺でも英雄になるのなら…」


―強くなりたい?―


 「あいにく俺はチートが好きじゃないんでね、最弱のままでも英雄

にのぼりつめてやるよ。」


「そう、ならば英雄を目指す者に幸多からんことを…」


 少女の声が後ろから聞こえたかと思うと視界が明るくなり始めた


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ