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即興小説集

究極のメロンパン

作者: 秦 眞人

はじめまして、秦といいます。




即興小説を書いてみてこっちで基本読みせんだったのですが

載せてみようと思います。



http://webken.info/live_writing/top.php



このサイトで書いていたものをそのまま載せています。



今回は、制限時間15分 お題あきれた計算 必須要素メロンパン


でしたwww 結構楽しいですし難しいので最近スランプでかけていないというひとにとてもオススメです。


私は、30も半ば過ぎそろそろ人生について真剣に考えなくてはならないような

年になっているが、私は、ひとつの夢を叶えるため…





あれは、まだ私が15.6歳のころの話




近所にあったコンビニがつぶれ、しばらく空き物件だったところに

なぜか、パン屋が入った。今思うと個人経営のパン屋だったのではないかと思う。



しかしその店のテナントは昔からすぐ潰れるという悪評のあるところだった。



それ故か、皆すぐにつぶれるだろうと踏んでいた。



案の定、開店早々まずいパンだといわれ、店内はいつもガラガラだった。




だが、私は店内がガラガラな理由を知っている。そこには



パン屋の定番メロンパンがなかったのだ。



気になった私は、勇気を出して聞いてみたことがある。




「なぜ、このパン屋にはメロンパンがおいてないんですか」



そう聞くと、店員というより自分でパンを作り販売員までこなしている

店主人は、


「君…舌は肥えている方かな」

「は?あ、いやまぁ普通でしょうか」

「ふむ…まぁいい、ついてきなさい」


こんな具合に妙な質問をした後に、私を門外不出のパンのせいさくしつへと案内された。


そこで待っていたのは…



「なんだ…これ…」


大量に廃棄されたメロンパンであった。


「私はね…少年。究極のメロンパンをさがしているのだよ」

「きゅ、究極…」

「そう、きゅうきょくのね……メロンパンにかける砂糖から上に載せるクッキーまで

すべてを完全に計算された。完璧にして究極のメロンパンをつくる。…それまで

店でメロンパンを出すことは、私の中で禁じたのだ…」


と、少し強面の顔をうつむかせた…




しかし、私の胸にはしっかりとその思いは届いた。

私はメロンパンについて学び、つくりあげると…



この胸に誓っていらい20年あまり計算しているのだ。


そう、どこまでもあほでたのしい呆れた計算を…

ではまた次回

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― 新着の感想 ―
[良い点] メロンパンに二十年…ハア~スゲーーー。ってなるような展開がおみごと。度肝を抜かれました。 [一言] メロンパンが食べたくなりました…。
2013/01/07 19:33 退会済み
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