しっとり出会い
1話・2話連続投稿です!
お試し投稿なので気が向いたら続き書きます!
「きゃあっ!」
後ろから接近してきたと思われる人物が、振り向きざまに倒れた。
いきなり振り向いて止まり、顔と顔の距離が近くなってしまったからだろう。
そして俺は、倒れた人物に視線を向けた。
(…⁉︎)
俺は自分の瞳孔が大きく開くのを感じた。
「美墨くん…だよね。私のこと覚えてるかな?」
忘れるはずがない。あんたのことは男子部員全員覚えてるさ。
美少女ヒーローのようなツインテールに薄浅葱の髪。ほんのりと乗ったピンクの口紅。
汗と柔軟剤が織りなすグットスメル…。
そして何よりも…その…艶っぽい声。
あんたの声を聞いてると股間がイライラすんだよ、この負けヒロイン定番の青髪野郎!!
俺のきもちのわるーい先輩の特徴解説を知るよしもなく、純粋無垢な笑顔で話しかけてくる。
「あたしさー大学で友達いないんだよね。今日はバイトもないし、よかったらお茶でもしない?」
胸焼けしそうなくらい甘いベタな展開からのベタなセリフ。
だが、断る理由もない。
さぁ、どんな女性でも目をハートにする気の利いた返でもしますか。
「す、すぅ、涼味先輩、お、お久しぶりでひゅ!」
「ま、まぁ。はい。高校以来ですし…。せっかくですからね、ねぇ。ふひひ」
すでにお気付きかもしれないが、俺は心の中では饒舌なのに対して、実際喋るとこんなもんである。
というか、えぇ…最後のって、俺の笑い声?まじかよ…。
さて、気持ちを切り替えて俺は涼見先輩とのお茶へ向おう!
ご覧いただきありがとうございました!
ストーリーって書くのも考えるのも大変ですね><
AIで簡単に物語ができちゃう今だからこそ、自分で0から創造する大切さや大変さが身に沁みます。




