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ベニクラゲが綺麗

6/8 世にも奇妙な物語のエンディングで、タモリさんがベニクラゲについて説明していました。


食べられなければ、永遠に生きている生物だと。

(これ以上ネタバレになると、これから見る方が楽しくないと思うので詳細は控えます)


思わず、ベニクラゲの知名度が上がったと喜ぶ私。



私の書いた小説(一部抜粋)でも、ベニクラゲのことを書いているものがあります。


1cmに満たない釣り鐘のような体と、80本の細い足。透明の(ボディー)は、赤い消化器官が丸見えだ。


ベニクラゲは、死ぬほど傷ついても幼体に若返り死を逃れる。干からびても復活する。でも普通は、脳も心臓も血管もなく泳ぐこともない。文字通り、海を漂うだけの存在に見える。


というようなことを、文中で書いていました。

※実際には、大きさが1cm以下の個体も多いそうです。


小説の中では、悪い殿様とベニクラゲの人生を交換したことで、殿様が永遠の命を得ました。そして知らなかった、家族の気持ちに寄り添う機会を得たと言うものです。


既に人間とは乖離した殿様ですが、生きている意味があると思いたいです。一人?で生きることが、たとえ辛くても、これも殿様の行動が招いた運命だと思うので。


タモリさんの後ろに漂うベニクラゲは、とても綺麗でした。

自分が今の体に生まれた理由なんて知らないように、クラゲだって知るはずはありません。ただ懸命に生きるだけです。


ただクラゲは、自分が綺麗だと気づくことはないでしょう。


生まれた場所がたまたま人、たまたまクラゲだっただけで。


ただそこに、あなたがいてわたしがいる程度で。




水族館でも、クラゲがただただ漂うだけで癒されます。

座ってみていると、ふわふわと空を飛んでいるようで。


クラゲ。

漢字は《海月》で、海に浮かぶ(反射した)月のようだと付いた名前。


昔クラゲを海月と決めた人達も、クラゲを美しいと思ったのでしょう。


クリオネと似た、可愛い色合いのベニクラゲ。

両者とも毒で獲物を弱らす肉食生物。


綺麗な薔薇には棘がある。



人も人以外の生物も、見た目に騙されてはいけないようです。



永遠の命、喜びか孤独かはわからない。

限りある命の向こう側だって、生きている者は誰も知らないように。


今を生きるしか術はないのだから。



これがエッセイなのか、ただの感想なのかは怪しいところです。


6/10 22時 日間エッセイ(短編) 20位でした。

何となく嬉しくて書いた文章に、評価をありがとうございます。 

さらに嬉しい気分でいっぱいです(*´▽`*)♪♪


6/11 17時 なんと17位でした。

ベニクラゲの素敵さが少し伝わったのかなぁと、喜んでおります( ≧∀≦)ノ♪ 23時、ベニクラゲ13位に!おおっ!

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