表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神様のお楽しみ!  作者: 薫
37/71

創造神アース②

第一章終わりました!

明日からは短めの第二章になります。


 私は名も無き精霊王。

 今日は百年に一度の大精霊報告会。まとめ役は精霊王の私だ。もう、何度目になるかは忘れてしまった。


 『さて、報告会を始めよう』


 『いやいや待てよ、精霊王。そりゃないぜ』


 どうした、火のよ。ん?火だけではない……。何故、皆して私に視線を向ける?


 「へぇ~、報告会ね」


 背後から懐かしい声が……

 振り向くとそこには、黒と青の衣服を着た少年が!


 『アース様!?』


 アース様が、サッと手を振ると同じような椅子が作られて座る。皆の視線はいつの間にか彼へ注がれていた。


 『あー、では、順通りに。火の』

 

 『報告ってもなぁ~。まぁ、黒龍が生まれたことぐらいか。五百年くらい経ったら何か起こるんじゃね?』


 『その時になるまでわからないということか。ならば次は、水の』



 と、水、土、風が変わらない報告をする。そして、魔法が完成した時のようにソワソワしていた、闇の番になった。

 そういえば彼は、名を与えられたのだったな。


 『次は、アビス』


 『!?』


 皆の顔が変わり、目を見開いて私を見る。私が名づけたのではないぞ。


 それまで静かだったアース様が、クックッと抑えて笑う。イタズラが成功した子供のように。


 『主から名を頂いた私のことは、アビスと呼んでくれ。主への報告が一点』


 「えっ、僕?」


 『優魔族のリズに家族が出来、子が生まれました』


 姿勢を正して目を輝かせるアース様。


 『相手は同じ優魔族で、あの魔物大量発生の際に共闘したナジャ・アブヤドという優魔族の弟です』


 ホッと息を吐き「良かった」とこぼす彼の表情は、心配が晴れたようで眩しい。


 最後の光の番になると、彼女は真面目な顔でアース様に言った。『私にも名を』それを機に他の者達も口々に乗る。

 アース様は、すでに考えていたようで名を与えていった。



 闇の大精霊は、アビス

 光の大精霊は、シャイン。

 火の大精霊は、タイキ。

 水の大精霊は、アマヨ。

 土の大精霊は、オウドウラクド。

 風の大精霊は、ウィニング。

 精霊王である私は、ネクサス。



 全ての大精霊と精霊王の名前が決まったと同時に、身体をそれぞれの属性色の光が包む。

 その光は同時に世界各地へと広がった。

 この星に生きる人族以外の全ての霊体に、それぞれの主である大精霊の名が届けられたのだ。




 その後は、皆で語り明かした。

 アース様が眠りから覚めるまでの千五百年もの間のことを。

 

読んでいただきありがとうございます!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ