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B-1

何ここ!?

ジャングルに寝てた!!昨日はちゃんとベッドに入ったのに!!

勢いよく飛び起きすぎて手を痛めた。って痛みがある!


「夢じゃない!」


俺がいた世界よりもおもしろい!!雲も木も太陽も四角くくて、やっぱりおもしろい!!

四角くないのは俺だけ。後は全部四角。湖に映った俺を見て確認。

とりあえず探検してみる!だって楽しそうなんだもん。道具も何もないのはちょっと不安だけど、大丈夫。俺クオリティ。


太陽がさっきより高い。時間は流れるんだなって思った時、真横でガサゴソ音がした。人だって思って草の中に飛び込む。この世界のこと知ってるかも。


「ちょっと待って!!」


聞こえなかったのかは知らないけど、どんどん奥に進んじゃうからがんばって追いかける。足が速くて大変だ。世界チャンピオンとか、そういうのかなってぐらいのスピード。背の高い草で前が見えなくなりながら、がんばって追いかけたのに見失っちゃった。


「もー!!」


ちょっとがっかりして叫びながら走った。真っ直ぐ進んでたら波の音が近くなってきてるのに気付いた。海が近かったんだ。

だんだん周りが明るくなっていくのと一緒にテンションも上がってきて、森を抜ける瞬間にこれでもかってくらい叫んでやった。


ああ!人がいたよ!

また思わず叫んだ。

めっちゃ嬉しい!


でもストップできずに追突した。

その人を巻き込んでゴロゴロ転がった。

慌てて起きると、涙目になってる。ちょっと悪いことしちゃったかな。…ってそんなことは置いといて!

丸い!この人丸いよ!やっぱり俺以外の人もいたんだ!


早く名前とか聞かなきゃ!!

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