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行き遅れのかかし令嬢ですが、赤ちゃん聖獣のお世話に励んでいたら国王陛下の溺愛が始まりました

作者:綾束 乙
「かかし令嬢」と蔑まれている令嬢が、聖獣の赤ちゃんのお世話をするうちに、凛々しい青年国王とお近づきになって……!?

数十年に一度、王族が聖獣とともに、聖域で邪神を再封印する義務を負うローゲンブルグ王国。
若き国王ジェスロッドは、死闘の末、一角獣のユウェルリースと邪神を封じることに成功した。

だが、戦いののち、力を使い果たしたユウェルリースはなんと赤ん坊の姿となって……!?

聖獣が棲まう聖獣の館に入れるのは、ローゲンブルグ王家の血を引く者と、清らかな乙女のみ。

貧乏男爵家の出身で、「行き遅れのかかし令嬢」と蔑まれるソティアも、貴族達の令嬢達とともに、聖獣ユウェルリースのお世話係になるが、実家で幼い弟妹のお世話を長年していたソティアは、赤ん坊のお世話もお手の物。

赤ん坊になったユウェルリースの様子を見に来たジェスロッドにも認められ、そして……。

健気で心優しい行き遅れのかかし令嬢と凛々しい青年国王の恋物語、開幕です!

※第12回ネット小説大賞応募作。完結まで毎日更新いたします!
15 蠢く悪意
2024/06/20 19:10
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