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都市シリーズ

アイドル都市

作者: リィズ・ブランディシュカ



 私が住んでいる都市は、アイドル都市だ。


 アイドルの様々な活動を行って、都市を運営するための収入を得ている。


 昔はそうじゃなかったけど、技術の発展に伴って、とがった都市が増えてきたんだよね。


 大がかりな事でも比較的安価に手早く出来るようになったから、プール都市とか、遊園地都市とかもある。


 で、話は戻すけど。


 このアイドル都市には、コンサートが開催されるたびに都市の外からは多くのファン達がつめかける。


 その日は、都市まるごとがテーマパークになったかのような騒ぎになるんだ。


 けれど、わざわざ外からやってくるのは大変。


 交通費とか移動時間とか、色々あるだろうし。


 でも、元から住人なら、そんな苦労をする必要がない。


 アイドル都市の住人でいれば、コンサートやイベントがあってもすぐに駆け付ける事ができる。

 ネットでゲリラライブとかゲリライベントが行われても、その日のうちに確実に行けるしね。


 ああ、幸せだな。


 私は、そのアイドル都市に住んでいる。


 推しのアイドルを応援したい私にとってはまるで天国のような場所だ。


 できればずっとこの都市に住み続けたいと思う。


 おっと、今日は○○町でコンサートか。


 ネットで告知されたみたい。


 準備していかなくっちゃ。





「○○様ー、こっち見てー」


「きゃー、恰好いいー」


「○○くーん」





「この都市って、皆が皆アイドルで盛り上がってるのかな」

「ん、ああ。君は初めてこの都市に来るんだったか」

「びっくりしたよ。お年寄りとか小さな子供まで参加してるんだもん」

「そうなるのは当然だろうね。アイドル一色の都市で、他のイベントとかがあんまりないからね」




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