少女漫画『おはよう、いばら姫』
少女漫画『おはよう、いばら姫』(全六巻、完結済)
作:森野萌
ストーリー:「丘の上のおばけ屋敷」と呼ばれる家で、家政婦のアルバイトをしている男子高校生。離れに暮らす少女と出会い、笑顔に惹かれていくが、少女には秘密があるようで……。
少女漫画ですが、男性にも読んでほしい作品です。
人の優しさ、友情、家族愛の全部が詰まっていて、読了したら爽やかな気持ちに包まれました。
あらすじは自分なりにアレンジして書いてみましたが、あらすじを見ただけでは「本当に面白いのか?」と首を捻りたくなることでしょう。
ですが、1巻を読んだだけで、ただのラブストーリーではないと直感しました。ただのラブストーリーではない、というのは読んでみてもらわないと伝わらないと思います。
オススメする漫画の条件として「ページを捲る手が止まらずに、熱中して最後まで一気に読めること」が当てはまるものを自分の中のフィルターにしていましたが、十分に当てはまりました。
続きが気になって、集中して読んでしまいました。
とくに伏線の回収が見事で、伏線のシーンを見てみたいがために二回目も読みたいくらいです。
最終巻の6巻には涙が止まらなかったです!
電車で読むのはオススメできませんが、家で泣きたいときにはちょうどいいかもしれません。
この漫画を一言で言い表すなら「人の優しさに気づいて涙する」物語です。
こんないい物語を読むことができて満足でした。
少しでも気になる方がいましたら、ぜひ読んでみてください。