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無色騎士の英雄譚(旧題:無色騎士 ニートの伝説)  作者: 浦賀やまみち
第十二章 男爵 オータク侯爵家執政 百騎長 第十三騎士団出陣編
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ここまでの覚え書き


大陸歴第三期243年 インランド王国歴359年(第十一章開始時点)




◇ 第十一章登場人物




◎ ニート・デ・ドゥーティ・コミュショー・ナ・オータク


年齢:21歳 髪:アッシュブロンド 目:蒼 爵位:男爵(オータク侯爵家執政)

コゼットへ対する未練を残しながらもティラミスと遂に結婚して、オータク侯爵家執政という巨大な権力を得る。

これに伴い、今まで立場を曖昧にしていた自身のインランド貴族間における派閥立ち位置を明確に自覚して、ジュリアスを玉座へ座らせる為の方策に奔走し始める。




◎ ハネポートの街の少年


年齢:不明 髪:アッシュブロンド 目:蒼

ニートがハネポートの街で出会った少年で弟子二号。




◎ コゼット・ラゥ・ローデ・ハネポート


年齢:22歳 髪:栗色 目:蒼 爵位:男爵

マスカット大公の居城があるハンブルクの街での貴族としての生活が窮屈なのか、自領においては領主貴族らしからぬ奔放さを発揮してはパリスを度々困らせている。

しかし、その奔放さと庶民目線の領地経営方針から領民の人気は高くて慕われている。




◎ ヤード・ラゥ・ローデ・ハネポート


年齢:6歳 髪:アッシュブロンド 目:蒼 爵位:ハネポート男爵家嫡子(マスカット大公家嫡子)

6歳を数えた為、直臣たる称号『ラゥ』を得て、ハネポート家の系譜に名が記されたが、将来はマスカット大公家を継ぐ身分。

その高貴な身分を考えると本来は養父母、乳兄弟の元で育てられるべきなのだが、実母たるコゼットが自身の手で育てるのを強く望んで実行している為、貴族らしからぬ腕白坊主に育っている。




◎ パリス・ラゥ・ナハト・アレキ


年齢:40歳 髪:黒 目:黒 肌:薄い褐色 爵位:士爵(ハネポート男爵家執政)

昨年度におけるインランド王国侵攻の際、コゼットの想い人たるニートとの邂逅を遂に果たすが、それをコゼットへ打ち明けられずに悩む毎日。




◎ モーンキ侯爵


年齢:不明 髪:不明 目:不明 爵位:侯爵

昨年度におけるインランド王国侵攻の総司令官。

ニートが企てた離間の計によって、副司令官のルシアン侯爵との足並みが揃わなくなり、一時はバカルディの街目前にまで迫るも敗退する。




◎ ルシアン侯爵


年齢:不明 髪:不明 目:不明 爵位:侯爵

昨年度におけるインランド王国侵攻の副司令官。

ニートが企てた離間の計によって、総司令官のモーンキ侯爵との足並みが揃わなくなり、一時はバカルディの街目前にまで迫るも敗退する。




◎ ルビン・ライク


年齡:45歳 髪:禿 目:茶

ジョシア公国の首都であるドルボーの街に本拠を構える中堅と大手の間くらいの商会主。

現在、ニートと共謀して、何やら大儲けを企んでいる最中。




◎ ロバート・サッカザーキ


年齢:21歳 髪:アッシュブロンド 目:蒼

新婚旅行中にニートが用いていた偽名。




◎ ミルフィー・サッカザーキ


年齢:19歳 髪:金 目:茶

新婚旅行中にティラミスが用いていた偽名。




◎ 占いのお婆


年齢:不明 髪:白 目:蒼

実を言うと、その占いは予知にも等しいと称えられると共に畏れられた超々有名な占い師。

ある国王から占いを請われて、その王の破滅を告げてしまったが為に十数年の投獄経験が有り、その時の教訓から以後は自身の名乗るを止めている。




◇ 第十二章登場人物




◎ ジュリアス・デ・シプリア・レーベルマ・インランド


年齢:20歳 髪:アッシュブロンド 目:黒 爵位:第三王子

今年度以降の対ミルトン王国戦線の総司令官として、第十三騎士団の団長に就任する。




◎ ジェックス・デ・バーラン・ウィローウィプス


年齢:32歳 髪:黒 目:茶 爵位:士爵

第三王子親衛隊副隊長を務めており、第十三騎士団においても運営の全てを一任されるほどにジュリアスの信頼は高い。

最近、出世に伴っての資金的な余裕が出来たせいか、最初に仕えていた主家の現状が気になっている。




◎ ティラミス・デ・バカルディ・オータク


年齢:19歳 髪:金 目:茶 爵位:侯爵

ニートとの結婚を契機にバルバロスから侯爵位を継ぎ、正式なオータク侯爵家のトップとなる。

バルバロスの教育によって、諸侯としての政治力はそれなりに持っているが、侯爵という立場の以前にニートの妻という立場を重視して、侯爵家の運営はニートに全て一任している。




◎ ルシル・デ・コルセイオ・エスカ


年齢:21歳 髪:黒 目:黒 爵位:男爵

貴族としての結婚適齢期危険域に突入してしまい、少なからずの焦りを感じていたが、ニートとの和解にようやく成功。

晴れて、ニートの婚約者となり、双方が出兵するミルトン王国戦線から帰還した後に結婚を予定している。




◎ マイルズ・デ・バーニラ・エスカ


年齢:14歳 髪:茶 目:黒 爵位:男爵嫡子

騎士叙勲に伴う兵役義務として、対ミルトン王国戦線へ赴く第十三騎士団に配属される。

一旦、ある小隊の隊長に任じられるが、ニートの強い希望(強引な人事)によって、現在はニートの従卒へと配置転換されている。




◎ バルバロス・デ・バカルディ・オータク


年齢:69歳 髪:黒 目:黒 爵位:元侯爵

爵位をティラミスへ譲り、これで楽隠居と思いきや、オータク侯爵家執政のニートが戦役へ赴く為に楽隠居はまだまだ遠い。

日々、ニートとティラミスの間に子供が早く授かる事を切望しており、将来はきっと孫馬鹿となるに違いないだろう。




◎ タムズ・デルヴィル・モバーエ


年齢:32歳 髪:赤 目:茶

ニートとティラミスの新婚旅行中、その護衛を務めた冒険者パーティのリーダーであり、現在はコミュショー男爵家陪臣騎士団団長。

筋肉質なガッチリとした体型をしており、見た目にも猛者の風格を持ち、顎先だけに生やした短い髭がトレードマーク。




◎ オータク侯爵家騎士団の団長


年齡:36歳 髪:黒 目:黒

二度目の登場となったが、今回も名前が出てこなかった悲しい人。




◎ オータク侯爵家騎士団の副団長


年齡:21歳 髪:黒 目:茶

同い年という理由からニートが注目している為、上記の団長と比べたら、今後は名前が出てくる可能性が高い人。




◎ サビーネ


年齢:24歳 髪:栗色 目:黒

ニートとの関係をひた隠しにしており、それを隠しきれていると感じているが、実は周囲にバレバレで公然の秘密となっている。




◇ 地理、設定など




◎ アレキサンドリア大王国



この国の支配体制は独特であり、大王という頂点は有りながら、その大王を選出する資格を有する三大公家の地位と権威は平等とされており、三大公家は他国で例えるなら事実上の王家に等しい。

つまり、三大公家によって、アレキサンドリア大王国が支配する巨大な領土は三分割され、各領主貴族は三大公家のいずれかを寄り親として、領地内に領地を持つ。




◎ 冒険者ギルド


ニート曰く、何でも屋の日雇い派遣労働会社。

インランド王都やバカルディの街の様な大きな街で無い限り、傭兵ギルドも兼ねている場合が多い。




◎ 市民と非市民


市民とは税や労役、兵役などの義務と引き換えに領主よりその土地の定住を許された者であり、領主が持つ市民名簿に名前が記載されている者を指す。

また、市民は領主にとっての財産ともなる為、私的な領外への移動は届け出が必要となり、別の土地への勝手な転居も原則的に禁止されている。

反対に非市民とは税や労役、兵役などの義務は無いが、領主が持つ街、村に定住が許されておらず、社会的な信用度は極めて低く、低い故に様々な面で不便が生じる。

一例として挙げると、インランド王国王都などの大きな街では入場の際に滞在料を強いられ、それを支払えない非市民の多くは城壁の外に築かれたスラム街を利用するしかなくなる。




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