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第05話 産声




「ふっ! はっ! ほっ!」


 毎朝の日課である鍛錬を行うが、いつもの様な充実感を得られない。

 耐え難いもどかしさが心の奥底で燻り続け、それを晴らそうと棒を躍起になって振るうが、心のソレは全く消えてくれない。


 その原因は解りきっている。俺が居ぬ間に村で起きたエステルに関する事件に他ならない。

 村長は領主様に掛け合って来ると告げて、馬を走らせたが、どうなる事やら。ただ一つだけ解っているのは、今日行われる筈だった収穫祭は中止か、延期となるだろう。

 領主様が住んでいる街まで歩いて、一週間はかかるらしい。どんなに馬で急いだとしても、今日中に帰ってくるのは不可能。祭りは村長が居なくては始まらない。

 ケビンさんが代理を務める可能性もあるが、村の大人達は事件の影響で沈みきっており、とても祭りどころでは無い。何も解らない子供達が大人達の様子に戸惑っていたのが印象に残っている。


 そう、モーモー鳥を背負子に背負い、エステルの喜ぶ顔を想像しながら村に戻った時、何もかもが全て終わった後だった。

 自分が酷く滑稽で仕方なかった。守るべき妹分の身に災厄が訪れている時に居らず、その災厄の原因たる貴族がとっくに立ち去った後にのこのこと現れ、どんなに怒りを叫ぼうが情けないだけ。

 挙げ句の果て、エステルの家に見舞いへ行くが、どんな顔で会ったら良いのかが解らず、モーモー鳥だけを玄関先に置いて逃げ出した。この自分だけの世界がある山小屋に。


 生まれ変わり、この世界の厳しさを知って、少しは変われたかと自惚れていたが、やはり変わっていなかった。

 良く考えてみれば、この世界に生まれ変わったのだって、前世から逃げ出した様なもの。自分の情けなさに呆れてくるが、今はまだ村に下りて、エステルと会う勇気が無かった。


「ニートっ!?」

「んっ!? どうした?」

「えっ!? あっ!? う、うん……。な、何でもないの」


 突如、山小屋の出入口の扉が乱暴に勢い良く開き、全裸のコゼットが血相を変えた表情で息を切らしながら現れる。

 ひょっとすると、昨日の事件を苦にして、俺が何処かに行ったのかと心配してくれたのだろうか。

 もし、そうだとするなら有り得ない。俺を高く買ってくれるのは嬉しいが、残念ながら見知らぬ地に一人で逃げ出すほどの度胸は持ち合わせていない。


 情けないさを重ねるが、勝手に逃げ出した癖して、今の俺はコゼットを必要としていた。

 今、冷静で居られるのはコゼットのおかげ。もし、コゼットが居なかったら、自暴自棄になっていたのは間違いない。

 ただ、その代わり、昨夜はコゼットを思いやる事が全く出来ず、とにかく自分の感情をぶつけるが如く乱暴に抱いてしまったのは後悔している。


 また、コゼットやケビンさんに気を使わせてしまったのも申し訳なく感じている。

 なにしろ、朝帰りを注意されたのはつい昨日。それにも関わらず、コゼットが山小屋に訪れているのは、朝帰りを注意した本人であるケビンさんがコゼットを送り出してくれたからではなかろうか。


 あと言うまでもないが、俺とコゼットの結婚は延期するしかない。

 しかし、ケビンさんから注意を受けた手前、けじめは付ける必要がある。村長が帰ってき次第、挨拶に行き、村の皆には秘密だが、正式にコゼットとの婚約を結ぼうと考えている。

 実際に結婚するのは来年の春にするか、もっと先にするか。今はまだそこまで気を回す余裕が無い。


「だったら、服くらい着たら?」

「あっ!?」

「それとも、もう一回する? コゼットがまだ足りないって言うのなら、俺もやぶさかでは……。」

「ば、馬鹿! ニ、ニートのエッチ!」


 だから、今はコゼットに感謝して、普段通りに振る舞うのがせめてものお返し。

 敢えてスケベったらしくニヤニヤと笑うと、コゼットは今更ながら自分が全裸なのに気付いたらしい。

 慌てて胸とアソコを両手で隠しながら顔を真っ赤に染めて、開けた時と同様に扉を乱暴に勢い良く閉める。


「はぁぁ~~~……。」


 その可愛らしさに頬が自然と緩み、愛おしさが込み上げてくる。

 だが、コゼットの姿が見えなくなって暫くすると、一旦は晴れた靄が心を再び覆い尽くして、溜息が知らず知らずの内に漏れていた。




 ******




「んーー……。ここ、何処だ?」


 村に住み着いて、八年。親父と一緒に森を歩く様になって、四年になるが、こんな場所が有るのを初めて知った。

 目測すると、対岸まで一キロ弱か。結構な広さを持つ湖が森を抜けたら、いきなり目の前に出会したものだから、危うく落ちかけた。

 会話が少ないコゼットとの朝食の後、気を紛らわせようと狩りに出かけたが、収穫どころか、獣一匹すら見つけられない状態。

 ソレもその筈。狩りの極意は自分の気配を殺して、どれだけ獲物に接近が出来るかにかかっている。それを承知していて、怒りを撒き散らしながら森を歩いているのだから、獲物達が俺を事前に察知して逃げるのは当たり前だった。

 しかし、心の中で燻り続けている火はどうしても消えず、収穫がゼロな苛立ちも重なり、いつしか歩みは早足となり、早足は駆け足となって、最後は全力疾走。


 その結果が現状である。

 間抜けにも気付いたら全く見知らぬ場所に来ていた。どうやら、無我夢中になって走りすぎたらしい。

 空を見あげると、太陽の位置から二時間以上は確実に走っていたのが解る。平地ならまだしも、勾配や藪がある森の中をそれだけ走って、体力が良く続いたなと自分自身に感心する。


 無論、シャツも、パンツも汗でびっしょりと濡れている。

 上手い具合に目の前は湖。この際だから、水浴びをするべく開けた場所を探して、森と湖に沿って歩いて行く。


 サバイバル知識は前世と比べものにならないくらい持っており、太陽の位置と影の方向を調べれば、おおよその時間と現在位置は分かる。

 最悪、迷ったとしても、夜になったら星が出る。星さえ見れば、太陽以上に現在位置が正確に解る。

 それ故、いつでも村に帰れる自信があり、焦る必要性は無かった。逆に今は見知らぬ地に来たせいか、冒険心と好奇心に少し浮かれていた。


「えっ!? ここって……。領主様の?」


 ところが、森が切れて、草原が目の前に広がり、すぐ隣。湖畔に建てられた屋敷を見るなり、愕然と立ち止まった上に思わず右足を退いた。

 何故ならば、その屋敷は俺達の村にある様な家とは明らかに違い、一線を画す大きさと豪華さから明らかに貴族のモノだと伺えると共に、親父からその昔に教えられた注意を思い出したからである。


 村からずっと、ずっと東にある湖。領主様が避暑に使っている別荘があり、その周辺の森は禁猟区で立ち入りが禁止されているというもの。

 湖と別荘、一致している条件は二つしかないが、ここがその領主様の別荘に違いない。


 なにせ、この世界は人が住んでいる区画。村や街から一歩でも外に出たら、何が起こるか解らない魔境。

 人の姿を見ても逃げずに襲いかかってくる猛獣は勿論の事、盗賊やゴブリンと言った前世で言うファンタジーなモンスターすら居り、命の保証は無い。

 しかも、隣村や隣町との間隔距離は徒歩で近くても半日、下手すると数日がかりも珍しくなく、その間に有るのは人間が何十年、何百年、何千年と行き交いをして踏み固めた街道のみ。

 その為、隣村、隣町であっても、単独で赴く事はまず有り得ない。用事が有る者同士で出発日を申し合わせるか、行商人や領主軍に付いて行く形で赴く。

 また、そう言った理由から、旅という文化がまる進んでおらず、自分が生まれた村、街以外を生涯に渡って知らないと言う者は決して珍しく無い。


 つまり、こんな人里を離れた辺鄙な場所に家を建てる人種は三種類しかいない。

 可能性の高い順に、まずは護衛する兵士達を雇えるほどの財産を持つ大金持ち。次はいつ死んでも後悔はしないと考えている変人、世捨て人。最後は自分は死なないと絶対の自信を持っている強者。

 後者二つが村の周辺に住んでいるという噂は一度も聞いた事が無く、自ずと正解は最初の可能性となる。


 しかし、領主様の別荘だとしたら、少しおかしい。屋敷裏にある馬屋横に置かれている馬車が領主様のものとは違う。

 年に一、二度だが、領主様が村へ訪れた時に乗っていた馬車は質実剛健でシックなモノ。あんなきんきらきんに飾り立てた下品なモノでは無かった。

 それなら、あれは誰のモノなのかと考えたその時だった。


「やばっ……。」


 屋敷の裏口。すぐ近くの扉が開き、慌てて藪の中に身を隠して、その様子を窺う。

 現れたのは二十代前半と思われる二人の男。どちらも絹っぽい光沢を持つ贅沢な服を着ているのだが、その片方のセンスが最悪。思わず『うわぁ……。』と声を漏らしてしまったほど。


 赤と緑と黄、お前は信号機かと言いたくなる原色を使ったちぐはぐな組み合わせ。

 その上、指輪や腕輪、首飾りと己の財力を誇る様に身をきんきらきんに飾り立てまくっているのだから手に追えない。

 見ているだけで目が痛くなってくる錯覚を覚えて、たまらず視線を上げてみると、頭は似合わないマッシュルームカット。もう頭から足の爪先まで駄目駄目なセンス。

 これ等の最悪なセンスから先ほどの疑問、あの下品な馬車の所有者がそいつだと解ったが、特筆するべき点は最悪なセンスよりも、その肥満体にあるだろう。


 この世界において、俺達平民の食事は腹八分目が基本。満足がゆくまで腹一杯に食べるのは、祭りの日や祝い事があった時くらい。

 これは制限している為ではあるが、その理由はダイエットなどという馬鹿馬鹿しい理由からでは無い。

 今日の二分目を予め残しておき、明日に備える。それを繰り返す事によって、今日だけではなく、明日も生き延びてゆく為である。


 そもそも、この世界はダイエットを必要としない。

 日々、自分が生きてゆく為の仕事を行っていれば、食べた分は自然と消費されてゆく。逆に痩せている者の方が多い。

 無論、太った者は存在するが、大抵は太って見えるだけ。服を脱ぐと、実は骨太だったり、筋肉だったりして、例外は酒飲みに多い中年太りくらいか。


 だが、マッシュルームカットのソレは違う。

 腹は見事な太鼓腹、首下は贅肉で緩みきり、服の袖口に見える手首はまるでボンレスハム。正しく、飽食による肥満だった。

 きんきらきんな装飾品の数々と言い、あの下品な馬車と言い、どれだけの財産を持っていて、どれほどの贅沢を日々食べているのか。

 ぐうたらな日々を過ごしていた前世の俺でも、あそこまでは至っていなかった。贅沢に対する憧れは多少あるが、あんな風にだけはなりたくない。


 その二人が数メートル先の前方を通り過ぎてゆく。どうやら気付かれなかったらしい。

 退散するチャンス到来。自分の気配を消す事に意識を集中させて、体勢を極力低くした四つん這いとなり、ゆっくりと後退してゆく。

 しかし、不意にある疑問が頭に浮かび、動きをピタリと止めた。


 それは先ほど解決した馬車の持ち主に関する疑問に付随するもの。

 領主様の馬車が見当たらないと言うのに、領主様の別荘を使用しているあの男達は何者なのか。

 領主様は伯爵の爵位を持つ貴族。財を成した大商人との付き合いもあるだろうが、高位の貴族が商人に別荘を貸し出すというのは考え難い。

 なら、あの男達は貴族と考えるのが妥当。それも全身を飾り立てているあの様子から肥満の男こそがこの別荘を今使っている貴族の集団の最上位に違いない。


 まさか、こんな偶然があるのか。

 だが、こんな旅人すら滅多に来ない田舎に領主様以外の貴族とエステルを襲った昨日の災厄。

 まるで悩んでいたジグソーパズルの一角にピースがぴったりとはまった様な感覚。今度は逆に藪の中をゆっくりと前進してゆく。

 そして、これ以上は前に進めない森と草原の境目に俯せると、両耳にあてがった両手を男達の方角へ向けて目を瞑り、耳だけに意識を集中させる。


「なあ、もう帰らないか?

 ……と言っても、小五月蠅いジェロームの所では無いぞ? 王都にだ」

「さすがに無理だろ? あそこまで国王様を怒らせたらなぁ~」

「そう、それだ。王も案外と心が狭いと思わないか? たかだか、一万や二万の平民が死んだくらいで謹慎しろとは……。」

「仕方ないって……。東の防衛戦の要、オーガスタ要塞を落とされたんだからな」

「ふん! それこそ、平民共が不甲斐ないせいではないか!」

「まあ、そうなんだけどさ。ちょっとの辛抱だって……。お前の家は建国以来の武門中の武門『ブラックバーン家』なんだから」


 やがて、微かに聞こえてくる二人の話し声。

 予想通り、肥満の男が貴族の集団の最上位らしく、その肥満の男と砕けた口調で話しているところから、もう一人の男も貴族っぽい。


 知らない名詞が出てきたが、その会話を要約すると、男達の事情はこういう事なのだろう。

 肥満の男はかなり高い身分にあり、とある重要拠点の司令官に就いていたが、そこを敵軍に落とされてしまった。

 その罰として、この田舎に左遷されたが、領主様と反りが合わず、この領主様の別荘に逃げてきた。

 ちなみに、ジェロームとは領主様の名前。俺の記憶が確かなら、『ジェローム・ティミンズ』と言う名前だった様な気がする。


 それにしても、東の国とうちの国が長く戦争を行っているのは知っていた。

 うちの村は徴兵範囲から外れているが、西の国と戦争になったら、うちの村からも何人かが軍役に赴かなければならなくなる。

 戦争の悲惨さは前世で良く知っている。だから、コゼットを護る為、自分が生き残る為、親父から教えて貰った剣を、棒を、弓を人へ向けるのに躊躇いは無い。

 しかし、平民の命を何とも思っていない前方の男達の様な元では戦いたくない。その重要拠点で逝ってしまった者達があまりに哀れすぎた。


「そうか、そうだよな……。なら、王都にはいつになったら帰れる?」

「この辺りはかなり雪深いって言うからな。そうなったら、勅使も来られなくなるだろうし……。来年の春?」

「来年の春だと! こんな何もない田舎に半年も居ろと言うのか!

 わざわざ馬車に揺られて、一週間! 噂のモーモー鳥も結局は食えない! これなら、まだジェロームの小言を聞いていた方がマシだったわ!」


 だが、俺が知りたいのはもっと別の事。とは言え、よくよく考えてみれば、そう都合良く話してくれる筈も無く、二人の会話は愚痴ばかり。

 溜息が落胆に漏れるが、そもそもの話。それを知って、俺はどうしようと言うのか。相手は貴族であり、成す術など最初から有りはしない。

 しかも、今の会話を聞いても解る通り、平民が幾ら死んでも何とも感じない腐った奴等。下手な事をしたら、どうなるか解ったモノじゃない。

 やはり、ここは見つかる前に退散するべきと再び後ずさりを始める。


「まぁまぁ……。その代わりと言っては何だが、昨日は別のモノを味わえただろ?」

「おお、それだ! こんな田舎にあれほどの上物が居るとはな!」

「上物ねぇ~? お前とは子供の頃からの付き合いだが、お前のその趣味だけは解らんよ」

「それはこっちの台詞だ。何故、解らない?

 少女から女へと変わる一瞬の美しさ。あれこそ、究極の美だ。

 昨日の娘など、まだ毛も生えていないのに、胸は生意気にも膨らみかけていてな。正しく、これだと感動したくらいだ」


 しかし、耳の集中を解いた今ですら聞こえてきた興奮に高ぶった声が俺の後退を止める。

 それこそ、動揺のあまり、藪をカサリと鳴らして肝を冷やしたが、男達に気付いた様子は無く、胸をホッと撫で下ろす。


「はいはい……。究極の美ね。俺は普通の美で十分だよ」

「しかもだ。好いた男が居たらしいな。何と言っていたか? 確か……。そう、ニートとだったか?」

「ああ……。そう言えば、何度も叫んでいたな」


 最早、確信に至った。目の前に居る肥満の男こそがエステルに非道を行った奴で間違いは無かった。

 奥歯をギリリと鳴るほどに思いっ切り噛み、草を両手に握り締めながら肩をブルブルと震わせて、肥満の男を睨み付ける。

 今すぐ、飛び出して、肥満の男を殴り付けたい衝動に駆られるが、俺だけの問題で済むならまだしも、村に迷惑がかかるのでは無かろうかという迷いがあった。

 それに加えて、今度こそは幸せにすると誓ったコゼットの顔が心に浮かび、それがギリギリ寸前のところで踏み止まらせる。


「そうそう、ニート、ニートと叫ぶ度にきゅうきゅうと締まってな。これが実に堪らんかった。

 なあ、春先まで帰れぬと言うのなら、あの娘を俺の侍女に出来ぬか? なんなら、妾待遇でも構わんぞ?」

「それほどか……。でも、駄目だろうな。

 ここはティミンズ卿の土地だ。なら、領民もティミンズ卿のもの。

 摘み食い程度なら許されるだろうが……。さすがにそれは駄目なんじゃないのか?」

「うむぅ~~……。やはり、そうか」


 ところが、肥満の男がエステルに行った非道を武勇伝の様に語り、下卑た笑みを浮かべた瞬間、俺の頭は真っ白になった。

 もう気付いた時には立ち上がり、雄叫びを轟かせながら駆け出していた。肥満の男だけを目に捉え、渾身の一撃を放つべく棒を限界まで引き絞って。


「貴様ああああああああああああああああああああっ!?」


 だから、気付いていなかった。いつの間にか、男達の近くに兵士が五人ほど控えていたのを。




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