ここまでの覚え書き
大陸歴第三期241年 インランド王国歴357年(第七章開始時点)
◇ 第七章登場人物
◎ ニート・デ・ドゥーテイ・コミュショー
年齢:19歳 髪:アッシュブロンド 目:蒼 爵位:男爵
三年間の兵役を経て、とうとう領地持ちの貴族にまで出世する。
しかし、領地経営、貴族社会の慣例、次期王位争奪と抱える悩みは増えて、より四苦八苦。
◎ ララノア
年齢:34歳 髪:白 目:紅 種族:エルフ(奴隷)
トラウマであり、コンプレックスだった左頬の酷い傷が完治。
最近、ニートの努力が実ったのか、胸がほんのりと膨らみ始めた。
◎ 姫巫女
年齢:17歳 髪:金 目:蒼
元公爵家の四女で光の教会における若手女性神官のトップ。
それまで多忙を極める毎日を送っていたが、ニートとの出会いを経て、週に一日は必ず休む様になった。
ちなみに、その週に一日に限って、ニートが面談に訪れる模様。
◎ アリサ・バップ・コミュショー
年齢:17歳 髪:黒 目:黒
めでたくニートの正妾となった為、身分は準貴族となって、姓を得ている。
しかし、本人は何か思うところが有るらしく、その身分に甘んじず、あくまで使用人としての立場を貫いている。
◎ カーテリーナ・デ・ミディルリ・レスボス
年齢:38歳 髪:赤 目:蒼 爵位:侯爵
垂れ目のつり眉、常日頃から男性用の軍服を身に纏う男装の麗人。
王都の治安と守護を担う中央軍第一騎士団の団長を務めており、その男気が溢れる豪快な性格から人気は高い。
レスボスの名に恥じない剣の腕を持ち、若い頃は『修羅姫』の二つ名で呼ばれていた。
◎ ショコラ・デ・ミディルリ・レスボス
年齢:17歳 髪:赤 目:蒼 爵位:侯爵家次女
実戦経験こそ無いが、剣の才能と実力はレスボス家随一で『剣聖』と名高いハイレディンの後継者と内外から認められている。
嘗ては騎士となる事を嘱望され、本人もソレが当然と考えていたが、現在はとある人物のお嫁さんになるべく切磋琢磨する毎日。
バルバロスの孫娘であるティラミスとは親友同士。
◎ ザッハトルテ・デ・ミディルリ・レスボス
年齢:8歳 髪:赤 目:蒼 爵位:侯爵家嫡子
残念ながら、剣の才能は今は並程度。ニート曰く、優しすぎる性格が邪魔になっている。
◎ タマル・デ・ミディルリ・レスボス
年齢:35歳 髪:赤 目:翠 爵位:男爵
カーテリーナの実妹。剣の腕はそこそこでしかないが、レスボス家の中では珍しい知性派。
分家して、男爵位と領地を持っているが、その役目柄故に王都をなかなか離れられないカーテリーナに代わり、レスボス領全体の執政を担っている。
ニートとは気性などがどうしても合わず、お互いに嫌い合って接触を避けている。
◎ ルシル・デ・コルセイオ・エスカ
年齢:19歳 髪:黒 目:黒 爵位:男爵
トーリノ関門からニートよりも一年早く王都へ帰ってきた結果、勝手に色々と勘違いして、ニートとの離別を決意する。
しかし、その実は未練たらたら。最近はニートの事を思い出しては枕とパンツを濡らす毎日。
◎ エスカ家次女
年齢:23歳 髪:黒 目:黒 爵位:男爵家次女
エスカ家王都屋敷の管理人。男として育てられたルシルを女の子として育て直した。
◎ エスカ家次女の旦那さん
年齢:25歳 髪:茶 目:茶 爵位:士爵
南門門番長を務めているルシルの副官でエスカ領の隣に領地を持つ元子爵家の三男坊。
◎ マイルズ・デ・バーニラ・エスカ
年齢:12歳 髪:茶 目:黒 爵位:男爵嫡子
己が慕っている姉を捨てたニートを憎み、何度も襲撃するも何度も撃退される。
その後、ニートに弟子入り。実を言うと、巷で話題の英雄『ニート』に憧れてもいた。
◎ ハーベルハイト・ネラ・ドライド・バラリス
年齢:41歳 髪:赤 目:黒 爵位:伯爵
ニートが名を挙げる発端となった三年前の戦いにて、ロンブーツ教国軍側の総司令官だった人物。
敗戦後、流されるままに無気力な捕虜収容所暮らしをしていたが、元領民の言葉がきっかけとなり、ニートへ対する臣従を決意する。
◇ 第七章登場人物(年齢は作中時ではなく、第七章開始時点)
◎ ジュリアス・デ・シプリア・レーベルマ・インランド
年齢:18歳 髪:アッシュブロンド 目:黒 爵位:第三王子
その身分に窮屈さを感じて、世を達観すると共に様々な面で諦めの境地に居たが、ニートと知り合ってから変化が生まれ始めている。
母親譲りの女顔と筋肉がちっとも付かない細い身体がコンプレックス。
◎ ジュリアスの実母
年齢:故人 髪:アッシュブロンド 目:翠
スタイルは並だが、愛嬌たっぷりの美人だったらしい。
◎ メリクリウス・デ・マールス・ケイサー・インランド
年齢:45歳 髪:アッシュブロンド 目:黒 爵位:インランド王国国王
個人としての高い武名は持っていないが、自ら陣頭指揮を執る気質を持っており、軍での人気は非常に高い。
但し、ここ数年はミルトン王国戦に対する過度な出兵を繰り返している為、国民に厭戦ムードが高まりつつある。
◎ アイーシャ・デ・アナハイム・ケイシス・インランド
年齢:40歳 髪:金 目:翠 爵位:インランド王国正妃
元はロンブーツ教国を間に挟み、海を隔てた向こう側にある小国の王族。
実子に第一王子と第二王女が居り、ジュリアスの後見人を務めている。
◎ メレディア・デ・マールス・リーダ・インランド
年齢:24歳 髪:茶 目:蒼 爵位:第一王女
侯爵家(現在の公爵家)との結婚に伴い、降嫁している為、正確に言うなら元第一王女。
但し、現在は未亡人であり、旦那さんは二年前に対ミルトン王国戦で戦死している。子供は無し。
◎ アムリウス・デ・マールス・ランベルグ・インランド
年齢:23歳 髪:金 目:翠 爵位:王太子
幼少の頃より病弱。今や、ベットから起き上がるのすら困難なほどに衰えている。
既婚者、子供は無し。ジュリアスとは仲が良い。
◎ ジェスター・デ・マールス・フォリオ・インランド
年齢:21歳 髪:黒 目:茶 爵位:第二王子
騎士に必要と言われている剣術、槍術、弓術、馬術の四大要素全てに優れ、近衛騎士団の団長を務めている。
味方に対しては甘い面も有るが、敵に対しては容赦が無く、冷酷な一面を持っている。
◎ ミント・デ・マールス・ケイシス・インランド
年齢:15歳 アッシュブロンド 目:翠 爵位:第二王女
義兄妹でありながら、ジュリアスに恋しちゃっているおしゃまな女の子。
料理上手だが、異国の見知らぬ材料で奇怪な創作料理を作る事が多々有り、周囲の者達を困らせている。
◎ ゼベク・デ・シプリア・ヌラトン
年齢:39歳 髪:茶 目:灰 爵位:男爵
ジュリアスの伯父。嘗てはそれなりに有名な冒険者だったらしい。
既婚者、八歳と六歳の子供有り。
◎ オメガ公爵
年齢:不明 髪:不明 目:不明 爵位:公爵
西方領を束ねる第二王子派閥の長。娘が第二王子の婚約者。
◎ ウォーチ公爵
年齢:不明 髪:不明 目:不明 爵位:公爵
財務大臣を務めており、第一王女派閥の長。第一王女の義父。
◎ バーランド伯爵
年齢:45歳 髪:不明 目:不明 爵位:伯爵
トーリノ関門があるトーリノ盆地と領地を隣接するインランド王国貴族。
二年前の戦いの後、中立派から第三王子派閥へと鞍替え。北方領における第三王子派閥の中心的人物。
◇ 地理、設定など
◎ インランド王国軍
中央軍総司令(国王)
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中央軍総司令代理 - 中央軍各騎士団
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+ 北方領主軍 - 中央軍北方方面団(トーリノ関門駐留)
+ 西方領主軍 - 中央軍西方方面団(オーガスタ要塞駐留)
+ 南方領主軍 - 中央軍南方方面団(クーバ砦駐留)
+ 海軍
◎ 中央軍各騎士団
近衛騎士団:王城の防衛と国王の警護
第一騎士団:王都の防衛と治安維持
第二騎士団:王都近郊直轄領の防衛と治安維持
第三騎士団:王都駐留即応軍
第四騎士団:王都駐留即応軍
第五騎士団:王都駐留即応軍
第六騎士団:王都駐留即応軍
第七騎士団:インランド王国内の伝令業務