ここまでの覚え書き
大陸歴第三期245年 インランド王国歴361年(第十三章開始時点)
◇ 第十三章登場人物
◎ ニート・デ・ドゥーティ・コミュショー・ナ・オータク
年齢:23歳 髪:アッシュブロンド 目:蒼 爵位:男爵(オータク侯爵家執政)
第十三騎士団参謀長として、ミルトン王国戦線に出兵中。多忙な毎日に追われている。
ジュリアスがミルトン王国戦線の総司令官であり、第十三騎士団内の最大兵力を持っている為、ミルトン王国戦線の実質的なナンバー2の立ち位置に在る。
最近、敵や味方から『黒山羊』の二つ名で呼ばれる様になったが、それが嫌で嫌で堪らない。
◎ ジュリアス・デ・シプリア・レーベルマ・インランド
年齢:22歳 髪:アッシュブロンド 目:黒 爵位:第三王子
第十三騎士団騎士団長として、ミルトン王国戦線の総司令官として、ミルトン王国戦線に出兵中。
ヒトを従わせる覇気はまだまだ足りずに未熟なところが有るが、ミルトン王国戦線での武勲が認められて、周囲の目が変わり始めている。
◎ ジェックス・デ・バーラン・ウィローウィプス
年齢:34歳 髪:黒 目:茶 爵位:士爵
役職は第三王子親衛隊副隊長でしかないが、ジュリアスから戦闘時における采配の全権を預けられている。
◎ バーランド卿
年齢:50歳 髪:茶 目:茶 爵位:伯爵
トーリノ関門があるトーリノ盆地と領地を隣接するインランド王国貴族。
第十三騎士団幕僚総監として、ミルトン王国戦線に出兵中。まだ若いニートとジュリアスの二人に足りない部分を補ってくれる第十三騎士団の御意見番。
◎ スアリエ卿
年齢:48歳 髪:金 目:蒼 爵位:子爵
トーリノ関門があるトーリノ盆地と領地を隣接するインランド王国貴族。
第十三騎士団事務総監として、ミルトン王国戦線に出兵中。重要な役目なのに出番が無い。
◎ マイルズ・デ・バーニラ・エスカ
年齢:16歳 髪:茶 目:黒 爵位:男爵嫡子
ニートの副官を務めており、公のみならず、私も支えている。
最近、ある女性に恋をしたが、その女性は別の男性と結婚してしまい、派手な失恋した。
◎ タムズ・デルヴィル・モバーエ
年齢:34歳 髪:赤 目:茶
コミュショー男爵家陪臣騎士団団長。
実は色々と活躍はしているが、残念ながら出番が無い。
◎ ララノア
年齢:38歳 髪:白 目:紅 種族:エルフ(開放奴隷)
ネプルーズ攻略戦にて、大きな一役を買い、その影響で第十三騎士団内の評判がうなぎ登り。
皆から『お嬢』の愛称で呼ばれる様になって戸惑っている。
◎ ルシル・デ・コルセイオ・エスカ
年齢:24歳 髪:黒 目:黒 爵位:男爵
第十三騎士団随一の突破力を持つ恐怖のエスカ隊隊長。
日頃より戦場での印象が強すぎるせいか、若い騎士達から密かに畏怖されている。
◎ ベルサス・ナ・ヴィニア・ブラックバーン
年齢:42歳 髪:金 目:蒼 爵位:公爵
ミルトン王国軍のトップにして、インランド王国討伐軍総司令官。
前線から王都へ戻っている隙を突かれて、ネプルーズの街を失陥してしまった悲劇のヒト。
◎ フロム・ナ・ヴィニア・ブラックバーン
年齢:26歳 髪:金 目:蒼 爵位:公爵嫡男
やっぱり、全ての元凶。ネプルーズの街を失陥させた諸悪の根源。
捕縛されて捕虜となるが、ネプルーズの街が大火に覆われている最中、謎の死を遂げる。
◎ ジール・ナ・ヴィア・ウルザルブル
年齢:40歳 髪:黒 目:黒 爵位:元子爵、現男爵
ブラックバーン公爵の留守を預かっていたネプルーズの街の防衛司令官。
捕縛されて捕虜となった後、インランド王国に帰順。ジュリアスの配下となる。
◎ シルヴィス・ナ・ファーノ・ヌミートル
年齢:19歳 髪:黒 目:茶 爵位:士爵
本人は捕縛されたが、ネプルーズの街からの撤退を見事に成功させた結果、『ネプルーズの聖女』の二つ名を得る。
最近、歳下のある少年から愛を告白されるが、自分の倍もある男性を選んで結婚。只今、新婚生活を満喫中。
◎ ブタの屋敷に囚われていた少女達
年齢:9歳~13歳
開放後、行く宛が無い上に普通の生活が困難な精神状態だった為、特例でジュリアス付きの侍女見習いに。
ジュリアス曰く、『最近、少し笑ってくれる様になった』らしい。
◎ 伯爵家三男のボンクラ
年齢:22歳 髪:金 目:蒼 爵位:士爵
第十二騎士団所属。ネプルーズ占拠後の特設された捕虜収容所の収監責任者を務めていたが、収賄罪で逮捕された後に斬首される。
◎ ヒューゴ・デ・ミラー・ジェイド
年齢:45歳 髪:茶 目:茶 爵位:士爵
無役の平騎士から捕虜収監責任者代理に抜擢されるが、ネプルーズの街が大火に覆われている最中、重要な捕虜を変死させてしまい、就任してから一ヶ月半で左遷される。
現在はミルトン王国軍の焦土作戦によって、廃墟となった村の一つ『ランバレネ村』を再建する現場監督官を務めている。
◇ 第十四章登場人物
◎ サビーネ
年齢:26歳 髪:栗色 目:黒
第十三騎士団オータク侯爵家騎士団幕僚長を務め、主にニートとオータク侯爵家陪臣達の間に立つ意見調整役を担っている。
物語初期から何度も登場しているにも関わらず、未だ姓名を登場する機会が無い。
◎ ネーハイム・グラーシ・ブレーム
年齢:42歳 髪:黒 目:黒
ニートへ対する忠誠を新たにしながら、ニートとコゼットの関係に心を痛め、どうにか出来ないものかと頭を日々悩ませている。
◎ ヌミートル男爵
年齢:53歳 髪:黒 目:茶 爵位:男爵(暫定)
ミルトン王国中部地方の北東に領地を持ち、インランド王国軍が迫ると潔く帰順した親馬鹿さん。
◎ ヘクター・ダグネス・ヒッキー
年齢:30歳 髪:赤 目:翠
約十年前、ニートの護送役となった垂れ目が特徴の貧乏騎士家の三男。
現在はティミング伯爵の陪臣となり、ニートが嘗て暮らしていたヒッキー村(廃村)を領地に持つ。
◎ ジェローム・ナ・ライアット・ティミング
年齢:37歳 髪:栗色 目:灰 爵位:伯爵
ミルトン王国北部地方の北西に領地を持つ北部地方領主達の派閥長であり、トリス砦の防衛司令官を担っていた。
降伏後、捕虜となり、ニートから帰順を何度も進められているが、頑なに拒否している。
◎ エステル
年齢:20歳 髪:栗色 目:蒼
晴れて、念願のニートのお妾さんに就任。
だが、思い描いていたラブラブな甘い生活は夢の果て。三人の小姑になんか負けないもん。
◇ 地理、設定など
◎ ネプルーズの街
最初に要塞が作れ、それが発展して街になった特徴的な外郭を持つ攻防一体の城塞都市。
交通の要所でもある為、太平の世では商業都市の一面が強くなるが、軍事面に特化して造られた為、拡張性に乏しくて商業発展の妨げになっている。
◎ ミシェール巨山
その標高は定かで無いが、通称『大陸の角』の名で呼ばれており、天候などの条件が揃えば、インランド王国王都からもその姿が見える。
◎ トリス砦
交通の要所にある山城。
過去、この地に街の建設が何度も計画されたが、周辺の土地が非常に痩せており、全てが失敗に終わっている。