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王立マギアルス学園3
「シオン、悪いけどあまり離れないで」
「うん、わかった」
ユキナが右手を前に出すと、剣が顕現される。
威勢と共に剣を振りかざす。
すると、白い斬撃波が道化を分割する。
「いくよ!」
再び、ユキナはシオンの手を引っ張る。
しばらく走っていると、空気が変わった気がした。
先程までは、重く圧迫感があったのに、今はそれを感じない。
「ここまで来たら、いいかな」
「ユキナ先輩、いや、ユキ姉。何がどうなってるのか教えて欲しいんだけど」
ユキナは曇った表情を浮かべ少し考え込む。
そして、口を開く。
「単刀直入に言うね。シオン───────
私の生徒になってください」




