2/11
プロローグ2
「なるほど。では、この戦いでどのような動きを見していただけるか楽しみですね! では、続いて白野ユキノ先生はどう思います?」
「どうって言われても」
「世界に12人しかいない魔導騎士から見てどう思いますか?」
「そ、そうですね」
ユキノは少し考え込み、口を開く。
「推しです!」
「えぇぇぇぇぇ!?」
実況席が一気に崩壊した。
「ちょっと待ってくださいユキノ先生!? 評価じゃないですよそれ!」
「いやでも気になりますね!? どういう意味なんですか!?」
「可愛い!」
ユキノは胸を張って、言葉を放った。
「理由が軽い! 実力についてはどうなんですか?」
「言うでしょ? ダメな子ほど、可愛いって」
「こんなユキノ先生初めて。マジで話にならない!」
ナナはユキナの回答に混乱しながらも、進行を続ける。
「では! 開始まで皆さんで5カウント行っきーましょう!」
『5!』
『4!』
『3!』
『2!』
『1!』
「三術合同戦スタートおおおおおおおお!」




