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Material Generation  作者: 深村美奈緒
第1章『〈神龍〉機動』
4/8

〜Mission03:『お久しぶりです』〜

2年の睡眠状態から目覚めたコウヤは、アレックスの運転で、〈E.D.F〉関東支部に到着する。

復隊申請したコウヤは、アレックス、ルーティーとともに昼食を摂り、その後長官室へ向かうことに。

だが、コウヤは長官室に向かうと途中の通路である女生徒再会する……。


関東支部で開かれていた議会が終わり、しばらくした頃、アレックスの運転する車が、支部に到着し、エントランス前で停車する。


「やっと着いたか……」

アレックスの方向音痴に振り回され、疲れた声でコウヤが呟く。


「んじゃ、俺は車を車庫に戻してくっから、お前は事務に復隊届け出してこい」

アレックスにそう言われ、コウヤは「ありがとう」と、お礼を言い車を降りる。


「届け出したら食堂な。ルーもそろそろ昼だろうし、2年ぶりに3人で飯食おうぜ」

アレックスは車の窓を開け、コウヤに言い忘れたことを伝える。


「了解」

コウヤは短く応え、エントランスから車庫に向かうアレックスを見送り、支部内に入っていく。

エントランスを入ってすぐの左手に"事務局"と書かれた札があり、コウヤはそこに入っていく。


「すいません。第1航空部隊コウヤ・ヤガミ大尉です。復隊届けの受理をお願いします」

コウヤはまっすぐに窓口に向かい、受付けに腕時計型の端末、パーソナル・デバイスを差し出す。

現在の世界では、この腕時計型のパーソナル・デバイスが普及している。

パーソナル・デバイスには、装着している者の現住所、金銭の管理情報、過去の疾病、治療中の病等の生体情報から、犯罪歴、現在の職、軍人であれば所属と階級という個人情報が、抜け目なく登録されている。

そういった情報が記録されていることから、パーソナル・デバイスには生体認証が必要で、装着者以外が使用する事は出来ない。


「お疲れ様です、ヤガミ大尉。すぐ終わりますので少々お待ちください」

受付嬢はコウヤからパーソナル・デバイスを受け取り、そのパーソナル・デバイスをコンピュータに繋ぎ、受付嬢が処理を始める。


(2年ぶり……か)

そう思いながら、コウヤは事務局の室内を見回す。室内は掃除が行き届いており、綺麗に手入れされている観葉植物と整理整頓された軍のパンフレット等が置いてある。

コウヤはその中のパンフレットの1文が目に着き、1枚手に取る。


"地球の未来を担うのは君達だ!""志願資格15歳以上の男女"


「志願年齢……、また引き下げられたのか……」

コウヤは悲しげな表情で、パンフレットを見つめ、小さく呟く。

〈メナス〉との開戦後、〈E.D.F〉兵士の数は年々減っていき、遂には志願兵の年齢を引き下げ、今では15歳以上であれば誰でも志願兵として入軍させている。


「ヤガミ大尉、お待たせしました」

パンフレットを見つめていたコウヤに受付嬢が声をかける。

コウヤは、パンフレットを元に戻し、受付嬢からパーソナル・デバイスを受け取り、「ありがとう」とお礼を言い、受付けに背を向け、事務局を去ろうとする。

去ろうとしたコウヤの背に、受付嬢が「あ」と声をかけ、コウヤはその声で受付嬢の方へ顔だけ振り返る。


「すいません、キサラギ中将からヤガミ大尉に伝言が……」

呼び止めてしまった事が申し訳なかったのか、受付嬢の声が最後の方の言葉が少し小さくなる。


「キサラギ中将が?」

そう言って、コウヤは受付嬢の方へ向き直る。


「はい。本日14:00に長官室まで来るように、との事です」

受付嬢は気を取り直し、キサラギに頼まれた伝言をコウヤに伝える。


「14:00に長官室ですね。了解しました」

受付嬢に敬礼し、コウヤは再び事務局を去るため、出口に向かう。


「コウヤっ!」

コウヤが事務局を出ると、ポニーテールの女性士官が廊下を走りながらコウヤの名を呼ぶ。

コウヤ自分の名を呼ぶ方へ顔を向け、走って自分の方へ来る人物を確認する。


「ルーティー、久しぶ…」

走って来た女性士官はその勢いのままコウヤに抱きつき、コウヤは言葉を途中で遮られる。


「ルーティー…、久しぶり、元気だったか?」

女性士官に抱きつかれたコウヤは、少し困っていたが、今だに抱きついている女性士官に先程遮られた言葉をかける。

ルーティー・フルフト、アレックスとは同い年で恋人関係である。関東支部では機体管制をしている士官で階級は准尉だ。


「私は元気よ!それより、コウヤの目が覚めてよかったよおおぉぉ!」

抱きついていた体を離し、2年ぶりのコウヤの顔を見て泣き喚く。


「すまない、心配をかけて……」

泣き喚くルーティーを目の当たりにしてコウヤはさらに困惑する。


「ホントよ!シドさんと機体回収に行ったのはいいけど、機体はボロボロだし!アンタはコックピットで気を失って意識戻らないし!どれだけ心配したと思ってるの!!」

ルーティーは心底心配していた様で、涙目でコウヤを怒鳴る。


「ごめん……」

本当に申し訳なくなったコウヤは、もう一度ルーティーに謝罪する。


「お〜い、何昼間っから女泣かせてんだよ」

コウヤの背後から車を車庫に移動させ、エントランスに戻ってきたアレックスが立っていた。


「アレックス……、いつからそこに……?」

いつの間にか戻って来ていたアレックスに、少々驚いた感じでコウヤが尋ねる。


「ついさっきだよ。ルーも何マジ泣きしてんだよ」

アレックスはコウヤの質問に簡潔応え、本気で泣いているルーティーを見て、少し引き気味な表情で声をかける。


「うっさいわね!ホントに心配してたんだからしょうがないでしょ!」

アレックスの言葉に、ルーティーの怒鳴る対象がコウヤからアレックスに変わる。


「はいはい、とりあえずよぉ、昼飯にしようぜ。俺もコウヤも昼まだだし。お前も今からだろ?」

アレックスはコウヤの横に並び、左の肘をコウヤの肩に乗せ、ルーティーを昼食に誘う。


「そうよ!お昼にしようと思ったらレックスの運転する車が見えたから走って来たのよ!」

ルーティーはアレックスが、病院までコウヤを迎えに行った事を知っており、そのアレックスが帰って来た事を視認し、司令室からエントランスまで走って来たようだ。

ちなみに、ルーティーとアレックスは、お互いにルーとレックスといった愛称で呼びあっている。


「まぁ、アレックスが言うように昼にしよう。ルーティーからのお咎めはそこで聞くよ」

そう言って、コウヤもルーティーを昼食に誘う。


「ば〜か、そんなもん聞きながら飯食ったら飯が不味くなるわ。無事に戻って来たんだからもういいだろ〜」

そう言って、アレックスは2人の前を食堂に向け歩き出す。そのアレックスの背中に、ルーティーが「なんですって!!」と怒鳴り声をかける。

コウヤは、ルーティーの肩をポンッと軽く叩き、「俺達も行こう」とルーティーを促し、コウヤとルーティーは、先を歩くアレックスの後を追い、2人も食堂に向かう。



近況を話しながら食堂に着いた3人は、ディスプレイに映っているメニューを各々選び、パーソナル・デバイスをディスプレイの横にあるスキャナーに近づける。すると、選んだメニューが厨房の端末に送信され、注文が完了する。パーソナル・デバイスが普及している現在では、どんな買い物でも完全なキャッシュレスになっている。注文をした3人はそのまま、順番待ちの列に並ぶ。

コウヤは唐揚げがメインのA定食、アレックスは牛丼、ルーティーは日替わりパスタのC定食を注文した。

食堂は昼食時もあり、支部で勤務している士官達が集まりザワザワと賑わっている。


「はい、B定食お待ち。はい、次の人〜」

コック帽を頭に被った調理師の女性が次々に注文された料理を捌いていく。


「はい、次の人〜。あれ?アンタ、ヤガミ?ヤガミだよね!?いやぁ、久しぶりだね!復隊したのかい?」

調理師の女性がコウヤの顔を見るなり親しげに話しかけてくる。その女性の言葉で食堂の視線がコウヤに集まる。


「ヂャンさん、久しぶりです。ついさっき復隊届け出してきたとこですよ」

コウヤは調理師の女性、チャン・ミンに笑顔で応える。


「そうかい!そりゃめでたいね!それじゃ、コレはアタシからのお祝いだ!」

そう言って、チャンはA定食のメニューには無い、デザートの杏仁豆腐をトレーに乗せて、コウヤに渡す。


「ありがとう、ヂャンさん、ありがたくいただきます」

コウヤは、再び笑顔でチャンにお礼を言い、後ろのルーティーとアレックスに、先に空いてる席を取っておくと、目配りと指差しの合図を送り、2人も「分かった」と頷いてみせる。


「ルーティーはC定食でアレックスは……、アンタは今日も牛丼かい」

チャンはコウヤの次に並んでいたルーティーにC定食を渡し、毎日同じ物しか注文しないアレックスに呆れ返る。


「いいじゃないっすか、牛丼が1番美味いんっすから。それに、早い、安い、美味いの三拍子が揃ってる料理は牛丼しかないですからねぇ。いやぁ、牛丼を考えた奴は神ですね、神!」

アレックスは呆れ顔のチャンに気づいてないのか、牛丼を熱く語り始める。


「どうでもいいけど、後ろがつかえてるから早くコレ持って行きな」

チャンのその言葉を聞き、アレックスは後ろを振り返る。

アレックスが後ろを振り返ると、順番待ちをしている士官達と目が合い、アレックスは「悪ぃ、悪ぃ」と後ろの士官達に謝りながら、チャンから牛丼の乗ったトレーを受け取り、コウヤが先に座っている席へルーティーと向かう。


「相変わらず牛丼か……、栄養偏るぞ」

コウヤはアレックスに対して、チャンと同じ反応をし、アレックスとルーティーが席に着くと、2人が来るまで待っていたコウヤが、「いただきます」と手を合わせ、箸を手に持ち、定食を食べ始める。

それを見たアレックスとルーティーも、手を合わせ「いただきます」と言い、2人も食べ始める。


「コウヤの三式って今アメリカだよね?お昼食べた後何か予定あるの?」

たわいのない会話をしながら食事をしていると、ルーティーが昼食後の予定を聞いてくる。

三式があれば、コウヤの昼食後は飛行訓練、機体整備等の時間になるのだが、今現在、コウヤ専用の三式はアメリカのラングレー空軍基地にある。


「14:00に中将に呼ばれているかな。どうして?」

コウヤは昼食を食べ進めながら、ルーティーの質問に答え、この後の予定を聞いてきたルーティーに質問を返す。


「ん〜、今コウヤの機体無いのに、お昼からどうするのかな〜って思っただけ」

ルーティーはフォークで、パスタをクルクルと綺麗に巻き、それを口に運びながらコウヤの問いに答える。


「訓練用のヒメルスなら1機空きがあるが……、リハビリに乗るんだったら用意しとくぜ」

牛丼を凄い勢いで口にかき込んでいたアレックスが口いっぱいに頬張った牛丼を咀嚼しながら会話に加わる。


「いや、中将の話しが終わったら、シドさんのとこだと思うから乗る暇はないな。というか、口の中の物を飲み込んでから喋れ……」

咀嚼しながら話すアレックスの行儀の悪さに呆れながらコウヤが応える。


「なんで中将の話しが終わったらシドさんのとこって分かるの?」

キサラギに呼び出された内容がわかっている様子を見せるコウヤに疑問を抱いたルーティーが、コウヤに問いかける。


「まぁ、多分"アレ"の話しだろうからな」

アレックスも何の話しかわかっている様子を見せ、最後の1口をかき込む。


「"アレ"?"アレ"ってまさか……!〈M.G〉の事!?」

アレックスの言う"アレ"に合点がいったルーティーの表情が一気に変わる。


「アンタまた〈M.G〉に乗る気なの!?2年前アレに乗って2年間も眠ったままだったのよ!わかってるの!?」

アレックスの言う"アレ"に合点がいったルーティーは激高し、バン!とテーブルを両手で叩き、その衝撃でテーブルの上の食器が、ガチャン!と音を立てる。そして、その場に立ち上がって、声を張り上げてコウヤを怒鳴りつける。

この反応を見る限り、ルーティーは〈M.G〉の事を良く思っていない様だ。


「ルーティー……、今開発中の〈M.G〉は2年前のアーキタイプに比べて色々改善されてる。だから大丈夫だよ」

ルーティー再度の激高と大声に、コウヤは驚きと戸惑いの表情を浮かべる。


「アンタの大丈夫と問題無いはアテにならない!」

再びルーティーはテーブルをバン!と叩く。ルーティーの横で、先程の言葉を聞いていたアレックスはクスクスと笑い、「皆同じ事言うな」と呟く。


「ルー、周りから注目せれてるぞ〜」

アレックスのその言葉にルーティーは、ハッとし周りを見回し、少し顔を赤らめ着席する。


「ていうか、〈M.G〉はまだ機密情報なんだからあんまり大声で話すなよ」

食後に付け合わせの沢庵をボリボリと食べながら、アレックスが呆れた表情でルーティーに言う。


「だ、だって!」

アレックスの言葉にルーティーが反論しようとする。


「大体、コイツは三式の操縦が他の奴らと桁外れだから毎回出撃してもちゃんと帰還するが、実際のとこ敵さんの機動力が上、三式に乗ってる方が撃墜され易いんだぜ?」

ルーティーの反論を遮り、アレックスがルーティーを説き伏せようとする。


「そんな事は分かってる!でも!」

「でもじゃない。コウヤの言ってた通り、アーキタイプでの問題点は改善してきてる。2年前から何も変わってないと思われてたんじゃ、俺ら開発チームもたまったもんじゃないぜ?」

 アレックスがルーティーの発言に対して苦言を呈する。

 

 「それでも私は反対!MGに乗るなんて…」

 過去のコウヤの身を案じてか、ルーティーはアレックスの苦言に反発をする。


  

 「心配してくれるのはうれしいが、あの”力が”ないと・・・」

 「心配してるってわかってうならするな!やるな!!心配かけるな!!!」

 コウヤの言葉を遮りルーティーが食堂に響かんばかりの声量で怒鳴りつける。


 そばで見ていたアレックスはやれやれと肩をすくめ最後のご飯を口内へ掻きこみ、口内のものを一気に胃に流し込むためお茶を一気に飲み干す。

 

 「ルーも昼からまだ仕事があるんだろ。さっさと食え」

 会話がこれ以上ない押し問答になると悟ったアレックスがルーティーの食事を急かす。


 「食い終わってんならいくぞ」

 そう言ってアレックスがルーティーの襟首を掴んで引っ張っていく。


 「ちょっ!まだ・・・!!」

 まだコウヤへ言い足りないルーティーが襟首を掴んでいるアレックスに抗議の視線を向ける。


 「じゃあなコウヤ。また後でな」

 そうアレックスは言い残し、ルーティーを引っ張って食堂を出ていく。


 「相変わらず騒々しいね」

 厨房から出てきたチャンがコウヤの傍らにコーヒーカップを置く。


 「?」

 「食後のコーヒー。サービスだよ」

 チャンが自分のコーヒーをテーブルに置き、コウヤの向かい側の席に座り懐から煙草を出し、ジェスチャーでコウヤに煙草を吸う許可を求める。


 「食堂は禁煙じゃないんですか」

 コウヤは少し呆れながらも、チャンのジェスチャーに頷き返し許可をする。


 「いいんだよ、あたしはここのボスだから」

 チャンはライターで煙草に火をつける。


 「あんた、あのまま除隊したほうがよかったんじゃないのかい?」

 チャンのその言葉はコウヤの身を案じたものだった。それを察してかコウヤはしばし沈黙をする。


 「約束がありますから・・・」

 コウヤは悲しげな表情を浮かべてチャンに答える。


 「約束か・・・。あんたのした約束は途方もないね・・・」

 チャンは天井を仰ぎ、含んだ煙草の煙を一息「ふぅ~」と吐き出す。

 

 「全くです・・・」

 コウヤはチャンと目を合わせることなく傍らに置かれたコーヒーを一口飲む。チャンもコウヤと目を合わせずに天井を仰ぎ見たまま煙草を吹かす。


 「そろそろ行きます。コーヒーご馳走様でした」

 コウヤはチャンにそう言って席を立つ。

 

 「それでは失礼します」

 コウヤはチャンに敬礼して食堂を出ていく。



 会議を終えたキサラギが長官室に戻ってくると、デスクの通信機が鳴る。


 「キサラギだ」

 キサラギが短く答え通信を取る。


 『お疲れ様です、キサラギ中将。先程ヤガミ大尉が部隊に復隊の届け出に来て受理しました』

 その通信は事務局からのものでコウヤが支部に到着したとの一報だった。

 

 「そうか、こちらも今終わって戻ってきたところだ。コウヤには何と?」

 『14:00に長官室へと伝えました』

 そう言われたキサラギが腕のパーソナル・デバイスの時計表示を確認する。


 (あいつの事だ、20分は早く来るな)

 約束の時間は14:00だが、コウヤの生真面目な性格を考えると、10~20分は早く長官室に来るとキサラギは予測する。

 キサラギは「了解した」とだけ言い、オペレーターとの通信を終える。



 食堂を出たコウヤは、キサラギの待つ長官室へと向かっていた。

 

 「キャッ!」

 長官室が目前に迫った通路で、右から曲がってきた女性士官とコウヤがぶつかってしまう。

 コウヤは「おっと」とバランスを崩し倒れそうになる女性士官を抱きとめる。


 「すまない。ちゃんと前を見てなかった」

 「いえ、すいません、こちらもぼ~っと歩いていました」

 コウヤと女性士官はお互いに謝る。


 「もしかして、ヤガミ君?」

 「?」

 女性士官はコウヤの顔を見て笑顔になる。


 「アヤネ・ヒヨクです。『お久しぶりです』」

ブックマーク、いいね!ありがとうございます。

最後に投稿してだいぶ年月が経ちましたが、3話目書き終わりました。

設定がちぐはぐしている箇所がいくつかあると思いますが、都度見つけて修正していきます。

これからも長い目で見ていただければと思います。

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