二百二十三時限目 鶴賀優志は星空の下で何を思う
奏翔君へのアドバイスも終わり、僕らは順番に私服へと着替えた。
結局の所、天野さんと僕が着替えさせられた訳についての釈明は無かった。『奏翔君のとばっちりを受けた』としか思えないが、仮に真相を追求したとしても、カトリーヌさんは『そういう契約ですから』の一点張りだろう。釈然としないまま事務所へ戻り、ローレンスさんに挨拶を済ませて店を出た。
時間は、と腕時計で確認する。そろそろ日曜ミステリーのエンドロールが流れ始める頃合いだ。主演は船越栄一郎。演技はどこかわざとらしい部分があるけれど、それこそが船越栄一郎という役者の演技だと世間に知らしめているのだから、サスペンスの帝王という肩書きは伊達ではない。『好きな俳優は誰?』と問われたら、僕は藤原竜也の次に、船越栄一郎と答えるだろう。
ホテル街から抜けて、宝くじ売り場のある交差点の赤信号に歩みを止められた。次の『とおりゃんせ』が流れるまでの一分間、僕らは横一列に並び、信号が青になるのを見守っている。渋谷のスクランブル交差点と比較すれば大したことのない交通量で、たまに大型トラックが曲がりにくそうにしながら器用に左折する。白、黒、白、黒、銀、見送った車の色に特色は無い。最近は痛車も見なくなったなぁ、なんて思いながら待っていると、右隣にいる天野さんが「はぁ……」と、小さく息を吐いた。
「疲れた?」
「ええ。かなり気疲れしたわ」
これまでの経緯を鑑みれば、天野さんの心労は頂点に達しているに違いない。
「どうして私は男装させられたのかしら? いい経験にはなったけど」
「単純に、カトリーヌさんが天野さんの男装した姿を視たかっただけだったりしてね」
まさか、と天野さんは鼻で笑う。然し、カトリーヌさんならそういう理由だったとしても、なんら不思議じゃない気がする。あのローレンスさんのパートナーなんだ。興味本位というだけでも、その理由足り得るだろう。それか、『男装執事』も視野に入れてのことだったのかもしれない。
メイドに執事、そして、男の娘メイドに男装執事か──。
こればかりは迷走しているとしか思えないけれど、ローレンスさんには僕が窺い知ることもできないようなビジョンが視えているんだろう。それが経営者の眼とするならば尚更で、ただの高校生である僕と、大人であるローレンスさんでは月とすっぽんだ。
赤信号が青に変わる。『とおりゃんせ』の電子音バージョンはなかなかに不気味だ。元より不気味な動揺で、都市伝説めいた噂もちらほらと訊き伝わっている曲を、どうして信号に採用したのだろうか? まだ『さんぽ』のほうが適切じゃないか? ……さんぽもさんぽで、都市伝説のような噂話はあるけれど。だったら一層の事、『勝手にシンドバッド』でも流しておけばいい。選曲が適切かはどうかは置いておくとして、とおりゃんせよりは前向きに進めるはず──どうでもいいか。
信号を渡り終えた時、奏翔君が宝くじ売り場を視て言葉を漏らした。
「三億円って言われても、桁が桁だけに想像付かないですよね」
平均的なサラリーマンの生涯年収は、おおよそ二億弱らしい。大学を卒業してから定年を迎えるまで働いて二億円。然し、宝くじで一等を引き当てれば、サラリーマンの生涯年収以上の額が一夜にして手に入る。それは途方も無い確率であり、買わなければ当たらないが、買った所で当たらない確率のほうが高い。『宝くじには夢がある』なんて言葉を訊くけれど、その仕組みは残酷なほどに現実だ。
「奏翔君は三億円が当たったらどうする?」
自分でも、馬鹿みたいな質問だ、と思うが──
「現状で必要な物を購入して、残りは貯金ですね。高校、大学の学費をそこから支払うかもしれません」
中学二年生に相応しくない答えが返ってきた。
「もう少し子供らしい答えを言いなさいよ」
「子供らしい答え? ……ソシャゲに課金とか言えばいいの?」
闇より得し金を、闇に投じる。
サイクルとしては的を得ているかも知れないけれど、『ソシャゲに課金』なんて言い出す子供なんて、子供らしいと言えるだろうか? ──いや、ある意味そうなのかもしれない。ランキング上位に食い込めばそれがステータスになり得るし、一目置かれる可能性もある。……あれれー? おかしいぞー? 僕は一応ランカーだけど、一目どころか見向きもされないぞー? 僕の場合、それを公表しても「うわ、きも」って言われて終了。何なら人生も終了したくなるまである。悲しいなぁ。悲しいなぁ!?
「そういう姉さんはどうするのさ」
「私? そうね……お風呂場と台所とトイレをリフォームしたいわね」
──主婦かよ!? と、ツッコミそうになるのをギリギリ堪えた。
天野さんのお父さんとお母さん。あなた方のお子さんは、とても逞しく育っています。
もう少し子供らしく成長させてあげて下さい。
「姉さんも僕と対して変わらないじゃないか。──先輩はどうですか?」
ええ……このタイミングで僕に訊くとか鬼畜の所業だよ。
「そうだなぁ。僕は──」
僕は、何が欲しいだろうか。
三億という額は多額に思えるけれど、使おうとすれば案外、一瞬で使い切ってしまえそうな気がする。家にある家電製品を全て新調して、風呂場、トイレ、キッチンをリフォームして、大学までの学費に当てても余るかもしれない。でも、だらだらと使っていけば、三年もせずにすっからかんになりそうだ。
だったらせめて、形に残る物がいい。
思い出に残せる物がいい。
後悔の無い物がいい。
「カメラでも買って、日本中を旅するのも悪くないね」
「優志君にしては意外な答えね。その心は?」
「壮大なスケールでの暇潰しだよ」
海外に興味は無い。言葉が通じない場所にわざわざ赴いて、食べ慣れない食事を我慢して食べるなんて合理的とは言えないし、そもそも自分の国を知らずして、他国の素晴らしさを理解できるとも思えないからだ──とは言え、実際に三億円を手にした時に、この計画を遂行するかと問われたら、僕は『ノー』と答えるだろう。実際にその金額を手にしたら手頃なアパートを借りて、週四くらいのアルバイトをしながら細々と生きていくに違いない。分相応な暮らしこそ、上手く生きていくコツなのだ。高望みすれば、いつか破滅する。
「旅ですか。いいですね」
適当に繕った答えだったが、奏翔君には響いたらしい。
「僕も一度でいいから、日本一周してみたいです」
「だったら最初からそう言えばいいじゃない」
「思いつかなかったんだよ。……鶴賀先輩って、やっぱり僕よりも大人なんだなって、さっきの答えを訊いて思いました」
それもどうだろう──。
生まれは僕のほうが早いし、年だけを言えば奏翔君よりも大人だ。中学生と高校生では、選択肢の幅も変わる。恐れなければ何でもできる、というのが高校生だとするならば、中学は義務教育の範疇であり、何をするにも親の許可が必要になる。逆を言えば、中学生はそれだけ守られた存在とも言えるけれど、それが煩わしいと感じるのもまた、中学生だろう。鶴賀家は放任主義だから、守られている実感は無かったけどね。
それにしても、『三億円が当たったら』なんて益体無い話題がこれほど盛り上がるとは。気がつけば僕らの目の前には駅がある。奏翔君の小さな旅も、そろそろ終わりに近づいていた。
* * *
「今日は本当にありがとうございました」
そのまま電車に乗って別れてもよかったけれど、そうさせてくれない雰囲気だったので仕方なく下りた。すっかり辺りは暗くなり、新・梅ノ原駅ホームの天井にある蛍光灯が、光と影を隔てる。
「いや、別に大したことはしてないよ」
僕の言葉に、奏翔君は静かに首を横に振った。
「僕からすれば大したこと、でしたよ。あんな経験は滅多にできませんから」
「そうね。私も楽しかった……のかしら」
天野さんは未だに、今日の出来事を理解できないとしている様子。僕自身もどうしてメイド服を着せられたのか、思案に余る出来事だった。
「あの、先輩」
「なに?」
「これからも何かわからないことがあったら、訊いてもいいですか?」
わからないこと──それは、女装に対してのことだろうと僕は察した。
「それは構わないけど、もう少しお姉さんを頼ってあげてよ。先ずは身内に相談。それでも答えが出なければ知恵を貸すよ」
奏翔君は隣にいる姉をちらりと窺い、「努力します」とだけ答えた。
「努力ってなによ。私だってこれでも奏翔よりは長く生きてるんだからね?」
「はいはい。わかったわかった」
この姉弟は、あの件がなかった頃、どういう風に接していたんだろうか。今でこそ『軽口を叩く弟に文句を言う姉』という構図になっているけれど、奏翔君は本来、こういう性格ではなかったんじゃないだろうか。現在の性格になった一端を、僕が助長しているのならば、天野さんには本当に申し訳無く思う。
ホームに冷たい風が吹き抜けて、天野さんの髪を揺らした。
「奏翔。私は優志君に話があるから、先に行っててくれる?」
「わかった。──それじゃあ先輩、おやすみなさい」
奏翔君は深くお辞儀をして、僕は手を振り奏翔君を見送った。
「……取り敢えず、座らない?」
立ち話もアレでアレだからさ、みたいに、僕はホームにあるベンチを指差した。
つかつかと歩き、僕らは青いベンチに腰を下ろした。隣には天野さんが息で指を温めている。ダンデライオンに向かうという手段も考えたけれど、もう閉店している時間帯だ。一度駅から出て、適当な店にでも──と言える時間でもないので、衆人環視の的ではあるが、致し方ないだろう。
「──それで、話って?」
訊くまでもなく、今日のことだと思ったけど、天野さんが口を塞いでいる手を退けるには、わかりきった質問でもしなければ始まらなかった。
「ええっと」
暫く口をもごもごとしていた天野さんだったが、太股の上に置いた両手をぎゅっと握り締めて、覚悟を決めたと口を開いた。
「──楓のこと、なんだけど」
え、そっちの話題? と眼を丸くした僕の様子を視て、天野さんは頬を膨らませた。
「こういう時じゃないと、相談できないもの。──ずっとこのまま気まずい空気は嫌だなって。でも、告白を断った手前、以前のように接するのはどうなの? って思うし。ねえ優志君。私はどうしたらいいと思う?」
「どうしたらいい、か」
こういう場合、先ず一番に考えなければならないのは『最悪のケース』だ。この場合の最悪のケースは、二人の仲が更に悪化して、今後一切口を利かなくなる。……だろう。では、どうすればそうなってしまうのかを考える。
その引き金を引くのは『ごめんなさい』という、理由不透明な謝罪だ。『あの時、告白を断ってごめんなさい』なんて言った日には、大和撫子も般若となる。それだけは絶対に口にしてはいけない。謝りたくなる気持ちも理解できるけれど、他の言葉を選んだほうが絶対にいい。これで『最悪のケース』は避けることができた。
次に考えるべきことは、『最良の一手』だ。今後、自分と相手がどういう関係でありたいのかを、なるべく明確にしなければならない。
「天野さんは、月ノ宮さんとどういう関係でいたいの?」
「それは──やっぱり、前みたいに友だちとして、かな」
月ノ宮さんがそれをよしとするだろうか──ないな。
僕は刹那に、そう判断を下した。
月ノ宮さんは口でこそ『諦めた』と言っていたが、その心はまだ未練タラタラである。元々、諦めが悪い性格もあって、天野さんに『今まで通り、友だちとして付き合えないかしら』なんて言われたら、絶望以外の何物でもないだろう──ややこしいな、この問題は。
「やっぱり、無理なのかな……。もう、元には戻れないのかな」
「元に戻す必要って、あるのかな──」
「え?」
一度壊れた関係を元どおりに修繕するには、それ相応の時間が必要だ。最悪、生涯かけても修復は不可能かもしれない。
だったら──
「また初めからやり直せばいい。友だちという関係性を、一から構築すればいいんじゃないかな」
「……どうやって?」
友だちを作ることに関しては部が悪いんだけどなぁ。
「わからないけど、……自己紹介から始めてみる、とか?」
「私は真面目に訊いってるんだけど」
ごめんなさい、これでも大真面目ですゲフンゲフン。
「少なくとも、その方法は僕よりも天野さんのほうが詳しいんじゃない?」
「え? ──あ、ああ。そ、そうかも知れないわね。……ごめんなさい」
友だちを作らない方法に関して言えば、僕はプロレベルですが何か?
──視線が痛い、超痛い。心が抉られる。
「と、とにかく! 佐竹みたいにすればいいんだよ」
「それは割とガチで無理」
佐竹りながら笑う天野さんは、先程よりも幾分顔色が戻った気がする。根本的な解決方法を提示できてはいないけれど、憂いを吐き出せた分、楽になったんだろう。
「話は変わるけど──ねえ、優志君」
「なに?」
「私の執事姿、どうだった?」
天野さんの執事姿は様になっていて、いつもより凛々しく視えた。でも──
「僕は、いつも通りの天野さんがいいな」
「え!? あ、ちょっとまっ……今、こっち視ないで。視たらだめだから絶対!」
天野さんは顔を両手で覆い隠して、明後日の方向を向いた。だから、天野さんが今、耳まで真っ赤にして悶絶しているなんて、僕には全くわからない。いやあもう、全然わからないんだよなぁ。……ばっちりお姿を拝見させて頂きました。
普段こそクールに振る舞う天野さんだけど、僕と二人きりの時に限り、可愛らしい一面を視せてくれる。それはとても嬉しいし、喜ばしいことでもあるけれど、僕はその行動に対して戸惑うばかりだ。どうにも距離を測りかねてしまう。手を差し伸べたいという気持ちもあるし、そんな大それたことできるかと、手を出しては引っ込める。客観的に視たら『野暮ったい!』と叱咤されるだろうなぁ。ラノベの主人公のように甲斐性の無い僕だけれど、相手の気持ちを推し量れない系主人公ではない。だからこそ、次の一手に出られない。かける言葉が見当たらないのだ。
「も、もう大丈夫」
「そ、そっか」
まだ頬に紅葉を散らしているけれど、平常心は取り戻せたようだ。ほっと一安心。
「楓の件は、もう少し悩んでみるわ。やっぱり、そうじゃないと楓に失礼な気がするから」
「うん。わかった」
「あと、……さっきの言葉、嬉しかった、かも」
天野さんはそう言うと、足を放り出すようにしてベンチから立ち上がった。
「それじゃ、優志君。また明日ね」
「あ、うん。また明日」
そう言って、天野さんは奏翔君が進んでいった道を辿るように、足早にこの場を離れていった。
「……」
──次の電車が来るの、一時間後なんだよな。
マックに寄って冷えた体を温めながら、電車の時間まで本を読もう。それくらいしか寒さを凌げないし、やることもない。
僕は途方に暮れながら、新・梅ノ原駅の改札を出た。北風がやたら身に染みる。駅中にスタバがあるけれど、東梅ノ原駅までの距離を考慮すると、のんびりコーヒーブレイクもしてられない。吐き出した息は白く、風に流されていく。その様をぼうっと眺めていたら、澄んだ空に満点の星が眼に止まった。
「綺麗だな」
──うん、とても綺麗だ。
一億光年先にある星から光が地球届くまでの間に、光源となっている星は消滅しているらしい。小学校の理科の授業で習ったのか、人伝てに訊いたのかは覚えていなきけど、その話を初めて訊いた時、僕は可哀想だと思った。今はどうだろう? と、寒空の下を歩きながら考える。当時よりも成長して、善悪もはっきりとしている今の僕は、それでも『可哀想だ』と思うことしかできなかった。もっと上手い言葉を探せば、幾らでも例えようはあるだろう。そううだとしても、僕はこのお粗末な感想を捨て切れない。そんなセンチメンタルな風情は、僕に似つかわしくないのもわかっていた。
これまで断捨離してきた感情、差し伸べられた手、それらはきっと星なんだろう。今ならそれが、とても有り難いことだったってわかる。だが、気がつくのが遅過ぎた。今更光に手を伸ばしたところで、光源だった星はもう無い。過去に戻る術が無い以上、後悔したって後の祭りだ。だからこそ、今、差し伸べられている手を、胸に抱く感情を、無下にしたくないんだ。もっと前へ、赤信号のその先へ。僕は白線だけを踏んで進む。白線以外は毒の沼だと思いながら。
心が軽くなったわけじゃない、憂苦は未だに心を蝕んでいる。明日、天野さんと月ノ宮さんがどうなるだろうか気が気じゃないのも変わらない。でも、最後に視た天野さんの笑顔には光が宿っていた──もう、心配要らないだろう。僕はその時、そう感じた。
笑っちゃうくらい寒いし、やることも無い。夜になればこの町は、田舎特有のゴーストタウンになる。人通りもぽつりぽつりで、居てもいなくてもさして変わらない。すれ違う物と言えば街灯と、シャッターが下りた店ばかり。東京では考えられないことが、埼玉の田舎では当たり前なのだ。
マックの前まで辿り着いたものの、どうにもマックに入る気分ではなかった。ここを逃せば後が無い。暖を取れる最後のチャンスではあるけれど、もう少し星空を眺めていたい気持ちが強くて、そのままの足で駅へと向かった──。
【備考】
この度は『女装男子のインビジブルな恋愛事情。』をご覧頂きまして、誠にありがとうございます。
今回の物語はどうだったでしょうか? 皆様のご期待に添えるように全力で書いていますが、まだまだ実力不足な私です。次はより面白い作品が書けるように、これからも努力して参ります。
【瀬野 或からのお願い】
この作品を読んで「面白い! 応援したい!」と思って頂けましたら、お手数では御座いますが、『感想・ブックマーク・評価、等』を、どうかよろしくお願いします。
【誤字報告について】
作品を読んでいて〈誤字〉、もしくは〈間違った言葉の使い方〉を見つけた場合は、どうぞご遠慮なく〈誤字報告〉にてご報告下さい。その全てを反映できるかはわかりかねますが(敢えてそういう表現をしている場合も御座います)、『これはさすがに』というミスはご報告を確認次第修正して、下記の【修正報告】に感謝の一言を添えてご報告致します。
「報告したら不快に思われるかも」
と躊躇されるかも知れませんが、そもそも『ミスしているのは自分の責任』なので、逆恨みするような真似は絶対にしません。どうかご安心してご報告下さいませ。勿論、誤字しないのが一番よいのですが……。
報告、非常に助かっております。
【改稿・修正作業について】
メインストーリーを進めながら、時間がある時に過去投稿分の改稿・修正作業を行っております。
改稿・修正作業はまだまだ終わりませんが、完成した分は『活動報告・Twitter』にて、投稿が済み次第お知らせ致します。
最後になりますが、現在ブクマして下さっている方々や、更新してないか確認をしに来て下さる方々、本当にありがとうございます。完結を目指してこれからも書いて参りますので、引き続き応援して下さると嬉しいです。
これからも、
【女装男子のインビジブルな恋愛事情。】
を、よろしくお願い致します。
by 瀬野 或
【誤字報告】
・現在報告無し