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1 生き残ってやる!

  森林の奥深くに墜落した、棒である俺はなにもできず、ぼーと、するしかなかった。

 しゅりょー、て納得できるかー、何とかしなければ、出来ることは木魔法の発芽だけ?


  とりあえずは『発芽ー!』と唱えてみたが・・・・声が出ないし何か起きるのか。

 すると、しばらくして棒の端っこから芽が出てきた、そりゃあ棒だし木だから発芽するけどね。 


  そのまま、一晩が過ぎた翌朝、芽が成長して枝になってる、そしてポトリと成長した枝が落ちた。

 おや?どうした試しに枝に向かって「ステータスオープン」と念じてみたら。


 種族:ベビー・トレント LV:1/10  HP:10 MP:10

 力:1  物理防御:1  魔法防御:1  器用:1  速度:1  

 知力:1  魔力:1 

 属性:木 (召喚生物) 召喚者:棒


 小さい木の魔物だ、どうやら俺が召喚したみたいだけど、棒である俺より、HPとMPが、高くて優秀てなんなんだ俺の存在は。


 再度、発芽と念じてみたが、すでに召喚生物がいます、レベルが足りません、と謎のアナウンスが聞こえた、今は1匹しか召喚できないらしい。


 こいつを操ればどうにかできるのか、俺を持ち上げろ、と念じてみる。


 枝の先端で、棒である俺を持ち上られた、おおやったこれならとりあえず移動はできそうだ。

 早速、移動、と念じて辺りの探索を開始する、しかし遅い、速度1だし仕方ない、ノロノロ移動していると何か来る、隠れろ、と念じるとトレントは擬態をし始める、周りの木と同化して見分けがつかなくなった、これなら見つからない。


 じっとしていると「ガウッ、ガウッ」とうめき声をあげながら魔物がやってきたこれはいわゆるゴブリン?と呼ばれる、やられモンスターではないのか。

 だが今はまだゴブリン以下のベビー・トレントでは絶対に勝てそうにない、このままやり過ごすことにする。


 もっと弱い魔物を探さなければ、そして、定番の最弱の魔物、スライムを発見、攻撃、と念じるとベビー・トレントが、ペシッペシッと殴り掛かっていくが反撃も受けてトレントのHPが減っていくお互い最弱どうしの泥仕合のすえ何とか勝てたけど、HP:5/10と半分になってる、これでは連戦は無理だ、回復しながらさらに2匹スライムを倒したところで、レベルアップしました、とどこからともなくアナウンスが聞こえた。

 自分に向かって『 ステータスオオプン 』念じてみると、


 LV:2/100  HP:1/2   MP:1/2

 力:1  物理防御:2  魔法防御:1  器用:1  速度:2  

 知力:2  魔力:1

 属性:木  魔法:樹LV1  スキル:発芽

 ステータスボーナス:3


 ちょっとだけ成長してるさらに、ボーナスポイントの3は、生き残りやすいように、HPへ2と物理防御へ1割り振っておこう。

 ベビー・トレントを確認してみると


 LV:2/10  HP:10/11  MP:10/11

 力:2  物理防御:2  魔法防御:1  器用:2  速度:2  

 知力:1  魔力:1

 ステータスボーナス:5


 俺よりも強くなってるし、ボーナスポイントは5と多いじゃないか、とにかくHPと攻撃と物理防御と知力と魔力へ各1ずつ割り振ってみたけどこれでよかったのか。

 このままスライムを相手に無理せず30匹ほど倒すと、3,4、とレベルアップこれ以上はスライム相手だと100匹以上倒さないとアップしないかもLV5に上げるには次の魔物を探さなくては。


 ベビート・レントは器用と速度が3と4になって移動速度が上がってるから探索範囲を広げてみると、トカゲの魔物を発見、こいつなら勝てそうだ、攻撃、開始さらにクモやらカエルやら、とLV4でも勝てそうな獲物を探して、攻撃、なんとかLV5になれた。


 そして、木魔法LV2:発芽 ウッドショット(木撃)

 魔法LがV2になって、ついに攻撃魔法が発生した。


 ベビート・レントもウッドショットを使えるようなので、使わせてみたが知力と魔力にポイントとを振ってなかったため、威力は弱い残念。


 試しに、発芽、と念じてみたら芽が吹いたベビート・レント2号が召喚成功、魔法がLV2になったことで2体目が召喚できるようになったようだ。

 2号は魔導士系に育ててみよう。

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