プロローグ
いろいろと投稿失敗して4回目の書き直しです。
これからはもう少しうまく進むと思います、たぶん。
プロローグ
冬の朝は、ぐっすり寝たはずなのになのに起きられなくて、グダグダしていたらどこからともなく、「勇者ー召喚ー」と謎の声とともに光が。
なんだ?、どうした?・・・・
眩しいっー、そして気が付いたら定番のセリフが出るはずだったが「見たことのない天井が」って声が出ないぞ、どうなってるんだ、そしてここはどこなんだ、異世界?
「おお!勇者さま、私は大賢者ジープ・クロックと申します。お名前は何と?」ええー勇者って、でも声が出ませんどうすれば。
「えーと、私はサトウサハジメですが」と聞こえてきた、あれ、誰か他の人が答えてる、よばれたはずの勇者は俺じゃないの?。
すると「なんだこの汚い棒は?」と俺に気が付いた、自称大賢者がこちらにに向かって、
「ステータスオープン!」と唱えると、目の前に、
種族:棒
LV:1/100
HP:1/1 MP:1/1
力:1 物理防御:1 魔法防御:1 器用:1
速度:1 知力:1 魔力:1
属性:木 魔法:樹魔法LV1 スキル:発芽
ええーなんなの、このいい加減なステータスは、オール1に木魔法でさらに発芽ってなに?
召喚されたらチートスキル持ちで無双して女の子にモテモテで、ハーレム生活できるはずでは。
これは絶対に生き残れないよね、しかも棒だし何にもできなくて、即死しか思い浮かばない。
などと、あたふたしている俺をしり目に、「こんな役立たずなもの邪魔じゃな」と俺を持ち上げて窓から外にポイと投げ捨てやがった、
「お前が召喚したんだろうが責任とれよ、」
と叫びたくても棒だから声が出せないまま、自称大賢者の家は山の斜面に建っていたらしく、はるか下の大森林に向けて、カランコロンといささか情けない音を立てて俺は落下していった。