RESTART
ほんの少しかする程度ですが性的な表現があります
しかし、本当にかする程度です
この作品のテーマは優しさや愛情です
その辺を頭に入れてからお進みくださいませ、、、
ではでは前置きはこの辺にして
どうぞ
今日は適当な誰でもいい、ただ甘えたいの
目の前に現れたのは長身でスタイル的には好みの社会人、顔もなかなかで悪くはない
"今晩はこの人と共に過ごすとしよう"
最近は知らない男の家に転がり込んでは夜を共にし、生活の援助をしてもらっている。簡単にいえば援助交際ということ、、、言葉にしてみるとあっさりとしたものだが実際はあまりいいものではない。
寂しさの紛らわせ方をよく知らないから、こうするしかないのよ
でもね?1人になると不安なの
どうしようもなく誰かに甘えたくなる
だって身体さえ売れば抱きしめてくれるんだもの
一瞬でも愛を与えてくれるの
それでも、だめ。
一瞬で夢は覚めちゃうから
執拗なくらいの虚無感に襲われて
誰かへか分からない罪悪感
私を誰か愛してくれますか?
「あのー、私が探してる方ですか?えっと、違ったらすみません、、、」
いつものセリフ
「君が探してるのはきっと俺だね」
笑いながら どこに行こうか? と聞いてくる
いつもならそのまま家かホテルへと連れて行かれるのにこの男はそんな様子を見せない、私はそんなに魅力がないだろうか、、、急に自分への自信がなくなってくる
「すみません、想像と違いましたか?」
返答とは程遠い私からの質問、何のこと?とでも言いたそうな目の前の男
「だから、私って不細工ですか?胸ないですか?スタイル悪いですか?抱きたいと思えないですか?」
いつもは荒げない声を人通りの多い場所で荒げた、一気にまくし立てたと同時に周囲の目線も一気に突き刺さる、もう泣きたくてたまらない、何が何だか分からない、自分が何に対して怒っているかも、ましてや今日初めて会った男に対するこの感情も、、、全部、全部、分からない。
「場所変えよう?」
男が優しく私の手を引き人通りのない道に出てくれた
「君は充分魅力的だ、でもまだ未成年だろ?」
そんなのどうでもいいのに、、、だって現に貴方とは出会い系サイトで出会ったのよ?沢山言葉が頭に浮かんだが泣くのを我慢していたせいで声が上手く出せない
「俺にどうしてほしいの?」
涙が一つ。二つ。三つ。
初めて自分の意思を尋ねてくれた、叶えようとしてくれている、、、
「抱きしめてほしい、、、抱くんじゃなくてギュッてしてほしい、それで頭をなでてほしい、優しくキスしてほしい、私を求めてほしい、それでね、、、ごめん、なんでもない欲張りなのわたし。」
ふわりと人の体温が自分を覆うのが感じて目を開けてみると男が抱きしめてくれていた頭をなでてくれている、自分が欲しかったものはなんて簡単なものなのだろう、こんなに簡単にして貰えることを私はなぜ今までこんなにも欲していたのだろう、、、それでも優しくて温かい。
「欲張りでもいいと思うよ、君は寂しかったんだろ?」
自分の中で防護線を張っていたが切れてしまったようだ
そうか、独りだと埋めきれないものなのか
2人だから触れ合えるし、確かめられる
なんでこんなに簡単なのにこんなに難しいんだろう
ありがとう、ありがとう
「本当はね、私1番欲しいものがあるの、、、愛情。」
泣きながら一生懸命に伝えた、たとえ相手が出会い系サイトで出会った相手であっても自分を知ってもらいたかった、もしかしたら自分の存在を証明してもらいたかったのかもしれない
「愛情か、、、俺が君にプレゼントをしてあげよう。」
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もらったモノは貴方の人生
たまにしか会えないけれど、何かが埋まった気がした
不安がないとは言えないけれど
とても温かいプレゼントをもらった
初めてのプレゼント
人の温かさが心に染みた
ありがとう、、、
16歳の夏、私は初めて家族ができました
1からのスタート
貴方と歩み出すこの一歩が明日へと続きますように
1人でも欠けたら意味がない
1人は怖くないよ、でも独りはとても寂しいの
私の人生に貴方の人生が加わった
1人じゃできないことも2人だとできるの
1+1=2
2人で歩くこの一歩目は、、、
RESTART,,,
[RESTART/end]
人生の再スタート、、、
"1+1=2"
2人で歩む先が幸せでありますように
何が言いたいかと言うと、
手と手を繋げば1つになるということです
2人でひとつの存在
これが愛情だと私は思います
1人と1人では2人となって
その2人が手をとり歩めば
その先は1となるということです
中学の頃友人が寂しさ紛れになるものを探していたのを思い出して小説にしてみました、その友人は結局は援助交際には行きませんでしたが人とはやっぱり誰もが寂しいものなんだと思います
ふとしたときに思いだしていただければ幸いでございます
by tama




