表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/36

~囚われた僕の頭蓋~

——もう、これで終わりにしよう。

ここまで十分に生きて来たんだ。

苦しみはこれで終わりだ——


僕は1階の階段をゆっくり上り、2階寝室に向う。


1段1段上る度に幼少期の思い出、学生時代の思い出、

社会に出てからの思い出、良い思い出も、悪い思い出も全て、

勢い良く出るシャワーの様に浴びながら寝室に向かう。


寝室のドアをゆっくり開けると、不意に恐怖が僕を襲う。


しかし、自分は大きな覚悟を持ち、今という時間を迎えている。


『あとは実行するだけだ』


僕は決意しカーテンレールにロープを括り付け、首元にロープをやった。


少しだけ手が震えた。


震えたこの僕の手とも今日でお別れだ。


自分自身の傷に包帯を巻いた手、家族に触れられた手、

友人に触れられた手、彼女に触れた手、自慰行為をした手、

誰かを殴った手、自分の排泄物を処理した手、

動物に触れた手、仕事をしてきた手、

そして、自分自身を殺めることになるであろうこの手。


この手の最期の大仕事がまさかこのようなことになるとは、

自分でも考えてもみなかった。


でも、仕方が無い。


これが、自分の人生、受け入れるしかない。


僕はひとしきり思考を終えると、思い切って飛び立つ。



ガタン……



目の前には三毛猫のミーがいた。


※重要なお話 ☆彡




「面白いかも!」


「続きを読みたい!気になる!」


「早く更新して欲しい!」


「陰ながら応援してるよ!」



と思われた読者様は、

下の【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして、

応援していただけると嬉しいです!



今後も更新していく力になりますので

是非とも宜しくお願い致します!!




↓広告の下あたりに【☆☆☆☆☆】欄があります!

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ