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クズのつくりかた  作者: 来未 希(くるみ のぞみ)
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クズになりたくてクズになった訳ではない この生き方を選択した僕

第1話 誕生


クズの子供が生まれた。




人の記憶は奥底に生まれた時の記憶がしっかりあるらしいがほとんどの人は記憶が蘇らない勿論、僕もそうだ




今からおよそ40年前に僕は生まれた5人家族で僕は末っ子だ


長女とは10歳違い次女とは8歳違い


そして、僕




母のお腹に僕がいると知った時に次もきっと女の子だろうと母と父は話し合ったらしい残念だけど生むのを諦める選択をしたらしい


だったらそういう行為をしないとか避妊をしてくれれば僕は存在しなかったはずなのに


ただ、母は最後まで悩んでくれていた事は確かだし


産むという決断をしてくれた事は感謝している




僕の記憶で一番古いのは母が僕を生んでくれて家に帰る場面のことを覚えている


父が運転する車の中で助手席に長女が座り後部座席に僕を抱っこしているお母さんと次女が座っていた。




家までは少し距離があり川沿いを走り高架下を通る場面を鮮明に覚えている




そこで、何を話していたのか?


それは、余りにも僕が誰にも似ていない事


うちの子供?


もし違っていたら?


川沿いの橋の下で泣いて可愛そうだから


もし違ったのなら直ぐに施設に預けようそんな話をしていた。


名前も考えて無く適当に決めたらしい


「ケンイチ」と


健康の「健」にするか賢いの「賢」にするかを車の中で決められた


賢い一と書いて賢一




当たり前の様に0歳の僕には選択肢は無い


それはどんな人も神様は平等だろう




次の記憶は


3年後の出来事だろう


まだクズでは無いとおもう

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