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1.新たな目覚め
これから主人公「ハルト」の冒険が始まります。
目が覚めるとそこには、木造の天井をバックに男女の顔があった。男性の方はほとんど白に近い銀髪で顔は整っていてイケメンだった。
女性の方は茶髪で背中までストレートに伸びていて優しそうな顔の人だった。
「お、目が開いたぞ」
「あなた、落ち着いて。この子がびっくりするじゃない」
「そ、そうだな。お~よしよし、パパだぞ~」
そう言いながら僕は抱っこされた。
この人が僕の父さんか、近くで見るとやっぱりイケメンだなぁ~
そして気づいた、見た目は痩せているのにその体は引き締まっていたのだ。ほどよい筋肉が付いていて、でもむさ苦しくはない丁度良い筋肉が。
「ふふふ、可愛いわね。私がママよ、よろしくねハルト」
母さんは優しそうな顔の美人だった。
そして、僕の名前はハルトと言うらしい。
その後は、まだ赤ちゃんということもありすぐに寝てしまった。
次は、少し時間がたちます。生まれてすぐの時はやれるとこがないので。