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詩集その1

Friend

作者: 浅黄 悠

毎日会う友達

冗談をいって笑い合うことはできる

愚痴をこぼして励まし合うことはできる

だけど難しい話は苦手


画面上に吹き出しを何百と交わしあい

食事も何回かして

本を貸し借りして

でもお互いホントの気持ちは隠してる


何もかもを隠してる訳じゃない

毎日会っているうちに気付いてしまうこともある

でも相手の心の柔らかい部分に

踏み込むことはなかなかできない




大人はよく言う

「そんなもの友情とは言わない」

「どうせすぐに崩れ去るさ」

「そんなもの信用してなんになる」


僕にもこの関係に自信はない

同じ道をゆくこの時だけにあるものなのか

でもそれなら

貴方達の関係とは信用できるものなの?


相手の心なんて全部分からないものだって

貴方達はホントに分かっている?

それとも、そう

相手の感情なんて大したことじゃないのかな


ただ相手が裏切りにくいのかどうか

それが友情の度合いなのかな




もし、そうなら

本当の友情なんて今はいらないな

ただ、勇気が欲しい

彼女の心に踏み込む勇気を


彼女の涙に

ハンカチを差し出して

抱きしめてあげるだけの

勇気を…



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