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冬【詩or短文】

冬に見る夢

作者: ふみわ

 冬は誰しも夢を見る。

 眠る者たちは夢を見続けるのだ。


 寒いから、春の夢を見る者がいる。

 寂しいから、賑やかな夢を見る者がいる。

 眠いから、眠る夢を見る者もいるかもしれない。


 冬の夢はやがて(うつつ)を連れてくる。

 春の夢の後には、本当の春を。

 賑やかな夢の後には、楽しげな声を。

 眠る夢には、目覚めと再びの眠りを連れてくる。


 冬に見る夢。

 雪のように儚くて、すぐに消えそうな。

 寒さを忘れさせてくれる夢。


 今日は出会いの夢を見た。

 この夢も現に溶けるのだろうか?

 だとしたら、どんな出会いが待ってるのだろうか?

 それはまだ、冬しか知らないこと。

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